にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ピンクフロイド、アナログ

2023年01月30日 | ジャズ、音楽

セカンドシステム(小口径フルレンジスピーカーの近接設置)は小音量でも音場表現が得意なようで、
オーケストラ等の拡がり、編成が見渡せる感じ。

ピンクフロイドなんかも空間が広がり、”音世界”が展開される。
改めてこのバンドを聴きたくなった。
高校時代、友人宅でさんざん聴いたせいでレコードを買わずじまい。
「狂気」のCD以外はコピーCDが数枚あるくらい。

ピンクフロイドのアルバムタイトルを冠した中古レコード店を知り行ってみました。
その名も「アニマルズ」。(昨年オープン、大通西16のビルの3階、土日のみ営業)

不要な数枚のレコードを持ち込んだら、6,000円で買いとってくれた。
それを元手に、ピンクフロイド3枚、。
「おせっかい」はUSオリジナル盤、
「アニマルズ」と「ファイナルカット」は日本盤
それと「At Music Inn」(MJQとロリンズの共演盤、日本盤)を購入。

※「おせっかい」のジャケ、ヘンテコ・・人の耳と波紋らしいが・・

「アニマルズ」はUKオリジナル盤もあったのですが枚数が欲しかったので・・
コスパ主義者≒ビンボ症・・
「おせっかい」はお手頃だったので・・

ロック系はジャズ程オリジナル盤高くない。(ビートルズのリボルバー、UKステレオ盤でも2万円台だった。)
オラでも手が出せそう・・怖い沼が待ってる・・

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高橋 幸宏

2023年01月23日 | ジャズ、音楽

通勤・営業に自分の車を使っていたが、会社がようやく営業用自動車を導入し
自家用車使用は終了し来月からバス・地下鉄通勤となります。
もう通勤ラッシュ(特に冬季)に巻き込まれることも無く、夕方の視力も怪しいのでリスクが減り気が楽に。
朝30分、新川から琴似までは歩こうかと思っているので、運動不足解消になろうかと・・


高橋幸宏が亡くなってしまった。
ジャズマンの死には慣れているけど、齢の近い馴染みの日本人音楽家の死は重いですね。
随分昔、サディスティック・ミカ・バンド(このバンドを観たことあるのって、自慢してもいいですよね?)
とYMOのライブで観たことがある。
若い頃に聴いて気に入ったモノって、オラの土台になっているのでしょうかねえ。
幸宏を深掘りしてはいなかったけど、YMOでの演奏は耳に染みついています。

”深堀していない”とは言え、LP4枚ほど持ってます。
細野、坂本が参加しほぼほぼYMO作品的なんだけど四つのアルバムの区別ついていないです。
これから偲びながら、じっくり聴き込みます。

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マイルス・デイビス「マイルス・アヘッド」

2023年01月16日 | ジャズ、音楽

愛車スズキイグニス、夏は通勤市街地走行でもリッター15mの低燃費を誇るのですが
冬は、窓の解氷のための暖気運転しているせいもあるのか、リッター11Km位に落ちてます。
マイルドハイブリッドの回生ブレーキは寒いと機能していません。
アイドリングストップもかなり走ってからでないと機能しません。
スズキの”なんちゃってハイブリッド”はこういうものなのでしょうか?
プリウスだって、厳冬期は排気ガスばんばん出して走ってますからねえ。
ガソリン焚いてちゃんと走ればそれでいいのですけど。

数あるマイルス作品の中で、非愛聴盤のひとつかも。
マイルスの柔らかいフリューゲルホーンを邪魔するように被さる甲高いホーンセクションとの
バランスが気に入らずあまり聴く気にならなかった。
録音バランスが悪いのか?ギル・エバンスのアレンジが悪いのか?
(ギルは好きですよ、ただ本作ではギルの魔法が効いていないような気がして・・・)

今回はニアに設置したスピーカー、スワンで聴いてみた。
するとどうでしょう、マイルスがセンターに立ち、甲高いホーンの邪魔が減りました。
(でもやっぱ、まだ邪魔に感じるなあ~、マイルス音弱いのか?)

端正な”静”のマイルスと”動”のバンドの対比を愉しむ作品なのかなあ・・

マイルスにしてみれば、大編成をバックに協奏曲的な演奏ができるというのは、
まさにステージが一段上がったような体験で、以後のスケールアップにつながってたのでしょうが・・

このサウンドバランスはオラには理解できないっす。

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点音源

2023年01月10日 | オーディオ

オラのメインシステム(スピーカー、ADAM F7を中心としたもの)は、音量はもう十分で、
情報量、レンジ等はまずまずなのだが、時々雑味を感じ聴き疲れすることがある。
またソースの粗やクセが目立って、音楽を楽しめないことがある。
モニタースピーカーの特徴なんでしょうが、この辺を改善したい気持ちが。
ジェネレックや音が柔らかそうなフォーカルあたりどうかな~という思いが。
(いずれもパワードモニター、意味なく高いオーディオ用は眼中にないです。)

メインの買い替えは、いつものことながら予算の問題があり、踏み切れない。
”聴き疲れしない””小型””夜間小音量”というテーマで考えてみる。
OTAI AUDIOというショップのYouTubeで絶賛され前から気になっていた ECLIPSE TD307がいきなり候補に。
(パワードではないけどアンプ余ってるし。)
”点音源による定位の良さ”もあるし、何より価格も安いし。

かなり前のめりの気持ちになり、CD買ったついでに大阪屋で試聴させてもらう。
う~ん、試聴した限りでは、普通・・・充分音楽楽しめるけど、10cmフルレンジ上手く鳴らせば
この位の音は出ますからねえ。
自宅できちんとセッティングすれば、音場表現も確認できるのでしょうが・・
店頭試聴では今一つわからない・・

気持ちが萎えて、家に帰る。
落ち着いて室内を見渡すと部屋の片隅に置物と化している長岡鉄男氏設計のスパースワンが目に。
ADAMとJBL4312があるためにお休みしていたのだが、こいつも”点音源”だった。
使われているユニットもフォステクスFE108ESⅡというなかなかのモノだし、
低音がボーボーと出過ぎるきらいはあるが、ホーンの穴にクッションでも詰めれば抑えられるし、
よし使ってみるか・・・

従来は、メインシステムと同様に3m以上離れた置き方をしていたが今回は
超ニアにセットしてみる。
これは爆音鉄工場で工場主が、「間近で聴くと頭の真中にステージが拡がるよ~」と聴かせてくれた
体験を参考にしたもの。この時は爆音で脳が弾けそうになったけど・・・

 

スピーカーの向き、距離等をうまく調整すると、小音量でも音場が形成された。
スピーカーの存在が消え、自分の額の前位に奏者が立つ。
高音のキレは無いが、目の前にステージができる。
これは驚きました!
予想外に交響曲などの大編成モノが素晴らしい。
今までだと大編成モノは、音数が増えた分ゴチャゴチャして喧しく聞こえていたけど、
ホールで聴くような、まとまりのある音に。
何十年もスピーカーの音を聴いてきたけど、初めて”ステレオの音場”を実感したのかもしれません。

これでクラシックへの扉が開くかも、ピンクフロイドなんかもいいだろうなあ・・
 ECLIPSE TD307が絶賛されるのも、こういう音がするからなのか?

ジャズ喫茶でアルテックやJBLの洗礼を受けたオラの様なジャズジジイは
大型、マルチウェイシステムでさんざん辛酸(?)をなめつくさないとここにたどり着けないのかな。
ツイーターなかなか外せないもんねえ・・・

「小口径フルレンジ点音源スピーカーを間近で聴く」という方法を初めから知っていれば
オーディオの沼にはまらずに済んだのに・・・
ま、楽しい”沼生活”でしたけど・・・

 

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ミクローシュ・ペレーニ「チェロのための無伴奏作品集」

2023年01月04日 | ジャズ、音楽

本年もお付き合いの程お願いいたします。
静かに自宅で過ごす正月でした。
次男がコピルアクコーヒーを買ってきてくれた。
飲んでみると、ほのかな酸味、苦みは少なく、角が無いマイルドなコク、バランスの良さを感じました。
後から値段を聞いてびっくり!!100g8,000円以上とは!!

部屋の模様替えをしたら、スッキリして音の響きも良くなったような。
やっぱ、キレイな部屋だと音もキレイになりますね。
機器がいくら良くても、部屋が雑然としていてはねえ・・・
(時間が経つと、また散らかってしまうか・・・)
響きが良くなったことで、色々音源確かめたくなります。

嫁がチェロを始めたせいか、チェロ作品が増えて少し増えてきた。
今回はECMレーベルのクラシック、チェロの独奏。
奏者や曲について語れるオラではございません。
ただ、とても気合いの入った、凛とした演奏かと・・・

ECMの音で、アイヒャーがプロデュースすることで、いつまで経ってもクラシックに
馴染めないオラでも、少し近付けるような気が・・・
チェロという楽器は、音が鳴っているだけでその音色だけで、満足できますね。

高級コーヒーを飲みながら、チェロを聴く正月・・・らしくない・・

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