にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

デイブ・リーブマン「ウォーター」

2016年09月27日 | ジャズ、音楽

昨日はファイターズとホークスの勢いの差がこれ程とは! 

劇的な優勝過程ですけど、今年は1回もドーム行ってない、
周りも あまり・・ファンも世代交代していくのか・・

 

大阪屋の中古コーナーで見つけた、リーブマン作。
デイブ・リーブマン、 パット・メセニー、セシル・マクビー、ビリー・ハート
ごついメンバー!
でも「水」をテーマにしたという。
「花鳥風月」や「水、土、火」なんぞをテーマにしたのは、増してメセニー入りは要注意でしょう。
そういう懸念が有りながらもこのメンバーなら手が伸びるのも致し方ない。

個々の音のパーツは、凄腕ジャズマンのものであるが、作品総体となると”お約束音楽”かな~
期待のマクビーも不発だし・・

メセニーのこの”なんちゃって感”、リーブマンはそれを良しとしたのかなあ?
確かに作品の主旨にはぴったりなのかもしれないけど。

メインシステムで聴くと、肩透かしだけど、車で流すとそこそこというところでしょうか。

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一夜限りのジャズ喫茶~9/21

2016年09月23日 | ジャズ、音楽

カレー屋さん五〇堂のジャズ喫茶営業、今月はルディー・ヴァン・ゲルダー特集。

すべてRVG刻印入りのスペシャル盤。
ブルーノート、インパルスの印象が強いが、ブルースウェットやジョージ・ベンソン「the otherside of abbey road」
そしてサキコロもRVGだったのね。

どの盤も音が濃い!
スピーカーの正面で聞いたわけではないですが、既知の作品がとても鮮烈でした。
どこかの神経を刺激されたらしく眠りが浅かった位です。

こうなると、音質の良い希少LP盤に興味が湧きますが、高いLPよりCDのBOXセットに行ってしまうビンボ性なので・・・

自宅のメインシステム(ADAM F7)でブルーノートのデクスター・ゴードンCD聴いたら、充分鮮烈でした。
実はブルーノートのゴードンやマクリーンあまり聴いていないので、これがきっかけになりそうです。

来月はフリージャズ(ESP周辺らしい)特集とのこと。
おらは楽しみですけど大丈夫?

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スーパースワン④

2016年09月13日 | オーディオ

昨日、飲み会だったので今朝は地下鉄で出勤。
おらの前に立つ禿げたオジサンがとても速い縦揺れをしていた。
とても真似できる速さではなかった。
腹筋マシーンでも装着していたのか?

 

週末はヴァン・ゲルダー録音のレコードを聴きまくったが、刻印入りはチコ・ハミルトン「EL CHICO」1枚だけでした。そういうプレミアム盤ほとんど無いことが改めてわかりました。
オリジナル盤でなくても充分楽しんでおりますので・・・

9月16日のオーディオの会でスーパースワンをお披露目することになった。
LPレコードをかけまくりたくなる不思議なスピーカーです。

試聴用のレコード選択は、古めのジャズのど定番になりました。
マル「レフト・アローン」ロリンズ「サキコロ」マイルス「ミュージング・オブ・マイルス」アート・ペッパー「べサメ・ムーチョ」入ったやつ等あえてベタな盤ばかりにしてみました。
盤の録音の質をどうのこうの言うより耳に馴染んだ名人達の音色(特に管系)を楽しんでいただこうと思い。

ワイドレンジで情報量が多くて、空間とかも感じてしまう現代のオーディオの方向性とは逆に
フルレンジ1発でぎゅっと音楽の芯を捉える特徴にあるのでしょう。
空間なんてあまり感じない・・ECMよりもヴァン・ゲルダーの方が相性が良いのか?

会場の喫茶らんぷうぇいは独特の鳴り方しますが、スワンには合っていそう、楽しみです!

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ルディ・ヴァン・ゲルダー

2016年09月09日 | ジャズ、音楽

ルディ・ヴァン・ゲルダーが8月25日に亡くなった。
ブルーノート、プレスティッジ、リバーサイド、インパルス、CTI等
数々のジャズ名盤の録音を手がけたエンジニアですが、ただの職人さんだと思ってました。
だってインパルスとCTIなんて全然違うじゃん、結局はプロデューサーの下請けで注文に応じて音作る人でしょと。
でもS師匠のスタジオでのミキサー体験で音の匙加減はミキサーが牛耳ってるということがわかりました。
アルフレッド・ライオン位になると明解なサウンドコンセプト持ってたのかもしれないけど、音作りに大きく関与していたことは間違いないですね。
故に、レーベル毎の特色ある音が定まったのではないでしょうか。
名盤と言うのは、奏者、プロデューサー、録音技師の共同作業の賜物なんですね。

カレー屋五〇堂の”一夜限りのジャズ喫茶”、今月は21日でルディ・ヴァン・ゲルダー特集。
R.V.G刻印の入ったレコードばかりかけるそうです。

うちにはそんな特別盤はないと思うけど、週末は刻印探しながらレコード三昧。

※久々に猫写真、ラグドールおくま。 
3匹とも元気です。

 

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水内義人、MC MANGOのライブ。

2016年09月05日 | ジャズ、音楽

9/4 アートセンター土砂

水内義人はアートパフォーマンスばかりでなくバンド活動もやっており、今回は
9/3~4にこのギャラリー(?)で展示展をやり、ライブで締めくくるらしいと思ってたが、
ライブは音楽ではなくパフォーマンスだった。
まあ内容を語ってもしょうがないですね。
その場では顰蹙を買い何じゃこりゃ?!というものでも、あとからじわっとくるものもあるし・・

MC MANGO
すっかり車で聞くヘビーローテーションCDになってる MANGO。
同乗した会社の上司にも聞かせたら、「根室でニグロのマグロの女」と口ずさむまでに。
チープだけど骨太、ラフだけど計算された(ほんとか?)音。

最年長客に違いなく、若者に混じって違和感を楽しんできました。

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スーパースワン③

2016年09月02日 | オーディオ

9/4は水内義人、MC MANGOのライブ。
ジャズじゃありませんけど、面白そうなので、
おそらくおらが最年長客・・

最近はスワンばかりでまったくADAMスピーカーの出番無し。
ワイドレンジ、高解像でクオリティは圧倒的にADAMの方が優れているのですが
これはどんな風に鳴るのだろうという興味心から次から次へとレコードをかけまくっている。
(CDよりもアナログLPが多い。)

”優れた”音ではないが、音楽を聴きたくなる音なのか?
ADAMでおらにとっての質的な到達点にたどり着き、”それ以上のこと”を想定も希望もしていなかった。
スワンは”それ以上”ではなかったけど、”それ以外”だったのかな。

その”それ以外”とは
レンジが狭いことが、かえって音楽の核心部分にエネルギーが集約された感があること。
結果古い録音、悪い録音でも音楽の芯を捉えることができる。
聴き疲れしにくい。

フルレンジ1発の定位の良さ。
モノラルのバイオリン協奏曲などは、ど真ん中に主役がで~んと登場する感じ。
コルトレーンやドルフィーの存在感半端ない!

ベースの重低音やシンバルの切れ、繊細さ等はADAMに任せて、
どんな音源も角がとれて骨太に鳴るということでしょうか。

あまり聞いていないマイルス「MUSING OF MILES」なんか”素”のマイルスの素晴らしさを再確認!

これはもう手放せませんね。

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ロニー・リストン・スミス「ライヴ! 入魂」

2016年09月01日 | ジャズ、音楽

店頭でロニー・リストン・スミスの名を見て、懐かしさときっといけるだろうという予想で購入。

当たり!
原題は”live"だけですが邦題”入魂”と加えたことも、まあ頷ける内容。
音質いまいちですが、ベースがブリブリ弾けだしたら、理屈抜きに”くぅ~”っときます。


「Visions Of A New World」が出た頃はスイングジャーナル誌上で賛否両論が熱く渦巻いていた。
”これからの時代を切り開くユートピア音楽”対”軟弱、商業的”みたいな論争だったと思うけど、
今振り返ると、そもそも論点がずれていたのですね。
ダニー・ハザウェイなんかと同種の真っ当な路線であり、電気だからといって軟弱な訳も無く、
当時の日本のジャズジャーナリズム及びそれに振り回された自分も含めたジャズファンの偏狭さ
加減はあきれてしまいますね。
ウィントン・マルサリスを誤解して持ち上げ、ブルーノート等の再発ものとオネーチャンジャズに走って、
自滅の道を辿ったスイングジャーナル誌、残されたのは古いジャズしか聞く耳を持たない高齢リスナーというのが
日本のジャズ状況なのかな。

まあアメリカでも、ジャズを聞く若者はあまりいないみたいだけど・・

ジャズの将来を憂いてもしようがないし、状況はどうであれ、自分が聞きたいもの聞くしかないですね。

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