にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

トム・ハンクス「ターミナル」

2006年03月03日 | ジャズ、音楽
遅ればせながら先日レンタルで見た、「ターミナル」、トム・ハンクス主演のスピルバーグ映画。
ロシア近隣国からJFK空港に降り立つが、祖国の政変ためアメリカに入国できなくなり、空港で暮らさざるを得なくなる。そしてドラマが起こる。
最初どん臭さかった主人公に、徐々に引き込まれて、最後はええ話やったなあで終わる。
(ストーリー展開、人物設定に少し疑問はあるが・・)
ほとんど空港を舞台にしてるが、ロケではなくターミナルビルをセットで作った。やることでかい。

この映画、ベニー・ゴルソン(ts)がキーマンなんです。僅かながら出演シーンもあり、ほんの少しだけ音色も聞かせてくれる。
ほとんどが他界した中で、まだニューヨークで現役でライブしてるビックネームのジャズマン、う~んゴルソンなんですね。かなりのジャズ通(アメリカだもんね)が設定したお話ですね。ゴルソン以外にでこの映画に合いそうな50年代から現役で続けてて、ライブハウスで聴けそうな人って誰かいるかな? ロリンズ、オーネット、リー・コニッツは違うし、ケニー・バレル?ジャッキー・マクリーン(現役?)、考えるほどやっぱゴルソンだなあ。

CGもバイオレンスもなく、ジャズに関係なく楽しめる映画です。ジャズ知ってる人はゴルソンになるほどと思うに違いない。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーネットコールマン「ゴールデンサークルVol.1」

2006年03月03日 | ジャズ、音楽
オーネット学習シリーズ第6弾。
数年前から持ってる唯一のオーネットは、ブルーノートの有名盤。
アルフレッド・ライオンやるなあ、オーネットやセシル・テイラーをきちんと押さえてる。
オーネットのデビューアルバムを出したコンテンポラリーのレスター・ケーニッヒもなかなかの慧眼だし、さすが名プロデューサー!

ライオンさん更に偉いのは、オーネットをおらの好きなトリオ編成で、かつライブで捉えていることである。
オーネットって、考えないでというか考えた途端に、音にしてるのかな、イメージしたことと音を出すことがほぼ同時なんでしょうか?

それにしても最高のオーネットのアルバム前から持ってたんですね。
結局、そこに最高の音楽があっても、受け手の感性次第ですね。
いや感性に頼ってたらだめなんだ。
ジャズなんて異質の文化、ましてやオーネットなんて異能の音楽家を受容するためにはある意味、知識・学習・訓練も必要で、それで聴いて気持ち良くなるのですね。(聴いてすぐ反応できなかなった訳ですから、聴かないかこうするしかなかった訳です。)

聴いただけでゴキゲンの音楽もいいが、修行することで視界が開けるように良くなったり、噛めば噛むほど味が出てくるもの悪くはないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする