にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

平成28年

2016年12月28日 | 日々のこと

昨日(27日)は五○堂さん、一夜限りのロック喫茶。
ビートルズ、フランク・ザッパは勿論ですが、
キング・クリムゾンのシングル「キャット・フード」の尖がり具合と
ジミヘンの「アクシス:ボールド・アズ・ラヴ」の有無を言わせない圧倒感が格別でした。

さて、今年を振り返ると、まずオーディオ。
友人から JBL4312を入手。
長年使いこなせなかったスピーカーALTEC604-8Hと真空管プリメインアンプ ラックス38FDに別れを告げる。
パワードスピーカーADAM F7をメインに据えこれ以上機器を増やすのは止めにしようと思った矢先、
ある方の遺品 自作スピーカー スーパースワンを入手し、アナログレコード熱が再燃する。
(高音質、高性能ではないのに、レコードかけまくりたくなるスーパースワンというのは何なのだ?)
結局半年で古レコード40枚買ってしまう。
ライブはあまり行ってないけど、未聴のCD、レコードが溜まって消化しきれていない状態。
音楽ファンにとって聴きたいものが山ほどあるというのは、酒池肉林をさまよっているようなもの(?)。
でも音源の量ではないですね、音楽はいつも”山のようにある”のであり、”聴きたい”という気持ちを持ち続けることが大事なんでしょうねえ。
オーディオ同好会や五○堂さん等、音楽の情報や刺激をたくさんもらってるいるからこそ、欲が維持さているのだろうなあ。

突発性難聴
左耳の中高音が突然聞こえなくなったがステロイド剤の投与ですぐに軽快した。
爆音愛好家(?)にとってショックではあったが、聴力落ちても音楽は聴けることが分かった。
脳の補正能力は凄い!
補聴器付けてても、ピアノを聞き分ける爺さんいたもんなあ。ジジイでも何とかなりますね!

猫2匹死す。
11月アビシニアン猫ねお、12月メインクーン猫ふくと相次いで逝ってしまった。
賑やだった3匹体制が、急にラグドール猫おくまの1匹体制に。
猫って何をするわけでもないけど、いるだけでほんわかしていることがわかりました。

心身ともに衰えを感じることが多くなりましたが(これは当然のことなので折り合いつけていくしかない・・)、
趣味的にはとても充実した年でした。

来年も1月はアリルド・アンデルセン、3月は田島貴男のライブ確定しておりますし、
本年同様、趣味を楽しめる年にしたいですね。それが一番・・・
良いお年を!!

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年末進行

2016年12月26日 | 日々のこと

あれよあれよと言う間に、今年が終わろうとしております。

21日 ジャズ喫茶、五○堂
カレー屋五○堂、一夜限りのジャズ喫茶、今月はライブ特集。
収穫はジョン・ハンディ「ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル」。
ミンガスグループでの演奏は知ってはいたがあまり正面から聴いていなかったが、これは熱演!
楽器編成、サウンドがキング・クリムゾンの「21世紀の・・」の元ネタではないかと五○堂店主に言われ
うん、確かに・・・・

23日は延べ3時間以上雪かきしておりました。
積雪をあまり考えていない家の配置が仇となってます。
寒冷豪雪の地で200万人の都市機能を維持しているというのは奇跡的なことらしいけど、
もう雪嫌です・・雪かき、とても無駄なことをしているように思える。
南へ行きたい・・

そしてオーディオ同好会の忘年会
運休で混乱する札幌駅かららんぷうぇいに。
こんな雪でも、好事家は集まる。
店の名物スピーカー マグネパンをヤマハのアンプCA1000で駆動。
思ったよりしっかり鳴る。
午後3時から始まり、あっと言う間に5時間。
楽しい趣味の集まりはホント楽しい!

あす27日はまた五○堂さんへ。今回はロック特集!

ぎりぎりまで聴きまくるぞい!

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サンタナ「Borboletta」

2016年12月21日 | ジャズ、音楽

千歳の古レコード屋Aticoさんで買った1枚はなんとサンタナ。

ジャズ耳オヤジに勧めるテクノ・ハウス系をセレクトしてもらったのですが、
「ジャンルに関係なく、良いので聴いてみて」と言うので、試聴したら、これがどはまり!
スタンリー・クラーク、アイアート・モレイラ参加。
ロック、ジャズ、ラテン、ブラジル等々いろんな音楽的要素が混じっていながら
ごった煮感・大風呂敷感は無く、すっきりポップにまとめ上げている。

サンタナって代表的なもの数枚押えていた程度で、きっちり向き合ってこなかったけど、こりゃ凄えかも。
何を今更という声もありましょうが、この歳にして、新鮮な気持ちでサンタナを聞けるのは幸せなことと
いたします。Aticoさんに感謝!!

今更噺をもうひとつ、ジャズを聞きだして40年、最近になってやっと心からデューク・エリントンがいいなあと
思えるようになりました。
きっかけは「聴いたら危険!ジャズ入門」というジャズ本でのエリントンの項を再読したことから。
「ほらふき公爵の大ワルノリ」

結局サン・ラと同類なんだという自分なりの理解で耳から鱗がポロッと落ちて、楽団の音一つ一つが腑に落ちるというか
聴いてて楽しくなってきたんですね。
時間かかったけど(かかり過ぎ?)、生きているうちに気付いて良かった~

サンタナ、エリントン、大きな山2つも!退屈できない人生だす。

今夜はカレー屋五○堂さんのジャズ喫茶営業日だ!
今回はライブ盤特集。また刺激を受けてこよう・・・

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Atico

2016年12月16日 | ジャズ、音楽

黒いワンボックスカー(ベルファイアー等)のドライバーに傍若無人な奴が多いのは何でだろ~?

千歳にある古レコード屋「Atico 」の存在を知り、仕事で苫小牧に行ったついでに寄ってみた。
広めの駐車場に車を入れたが店の場所が分からなかったので、雪かきをしている男性に尋ねたら店主だった。
「どうぞどうぞ」と店に案内され、気さくな方で直ぐに会話が弾む。
ハウス、テクノ系中心、ジャズはちょっぴりの品揃え。
「どういうのお探しですか?」と尋ねられ
「ジャズ以外のことはよくわらないけど、周辺領域を広げたいと思ってる。そんなおやじへのおススメ選んで!」
という無理難題。
6作品選び、当店は枚数制限なしの試聴し放題なので存分に試聴してくれという。

客にレコードを自由に触らせるとういうのは、なかなか豪胆。
扱い慣れているとは言え他人様のレコードは気を使いますね。
試聴機のカートリッジはブランドは不明、針圧3.5gに驚くが、図太い音が心地いい。

こだわり店主のセレクト、どれもなかなかですが6作全部は無理なので、3作に絞る。
久々に新譜を買った様なワクワク感を覚える。

月に1回、札幌の飲み屋さんで出張試聴販売しているそう。
これはいい店にめぐり合った。

 

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ジュリアス・ヘンフィル BOXセット

2016年12月14日 | ジャズ、音楽

昨日は仕事で余市に行ったので、燻製屋さんによって、へら蟹、サーモン、豆腐、たこの燻製をゲット。
正月用だが、多分その前に食ってしまうでしょう・・・
(へら蟹は日持ちしないので直ぐ食べました。 )

アマゾンで発注したCDがドイツから忘れた頃に届いた。
ジュリアス・ヘンフィルの5枚組みBOXセット!
送料込み2,851円。
「’coon bid’ness」1枚しか持っていないけど、これがけっこう好きで、アマゾンでこんな人のBOXもあるのか!とついクリック。
とりあえず車中で数枚聞いた。
まずこの人のエッジの効いた音色がいい。
フリー系ではあるが、かなり作り込まれた、チェロ、トランペット、サックス、パーカッションで構成された独特のバンドサウンド。
抽象的な曲に混じって、ねばっこいリフの曲がたまらんです。

サックスだけのセクステット作品もある。
ワールド・サクソフォン・カルテットもそうだけど、試みとしては評価できるけどやっぱドラムやベースがないとねえ・・・

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メインクーン猫ふくも

2016年12月12日 | 

最近固形物を食べなくなっていた16歳のメインクーン猫ふく。
12/8 日々、衰えが進み飲まず食わずになり寝たきり状態。
         咥内の調子が悪いらしく、かりかり歯軋りをしだし、血交じりの赤いよだれを垂れる。
12/9 寝たきり、時々泣き声を上げる。鳴くことにもかなり体力を要している感じ。
   辛くて鳴いているように思え、楽にしてやりたくなる。
12/10 泣き声をあげることもせず、眼も開いたまま、声をかけるとかすかに眼が動く。
   前足が時折ぴくぴく動く。
   呼吸の動きも少なくなり、数秒おきに「はっ!」と口を開ける。
   徐々に呼吸の動きが低下し、やがて止まる。

12/11 大雪に覆われた庭に穴を掘る。
   地面はまだ凍っておらず、土はサクサクと掘れた。
   死骸をスーパーからもらってきたきゅうり用の段ボール箱に入れようとしたが
   死後硬直しており箱の片側を伸ばして何とか納める。
   それにしても軽い。体のエネルギーを燃やし尽くして亡くなったことがわかる。
   花は無く、餌を添えて埋める。


最期が辛そうだった。
苦しさから開放されたというほっとした気持ち。

11/2にアビシニアン猫ねおが逝き、12/10にふくが逝った。
賑やかだった3匹体制が、あっと言う間にラグドール猫おくまだけになるとは。
悲しみはあまりないが、不存在に慣れることに時間がかかりそう。

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寺田町~板谷大

2016年12月08日 | ジャズ、音楽

メインクーン猫のふく、かろうじてレトルト餌を食べているが衰弱が進行、足腰も弱ってふらつき気味。
毛並みも良くない。
どうやらカウントダウンになってきたみたいです。
18歳と記述しましたがまだ16歳でした・・いずれにしても高齢。
余計な治療などはせず、静かに見守ろうかと思います。
ネオに続いてかあ・・・

12/7 リブギャラリー
恒例の寺田ライブ
つるつる路面で来れないためキャンセルが発生し、少数精鋭の客(いつもか・・)。
でも「北海道の冬ってこんな怖ろしいものだったのですね。そんな中こんな山奥に来てくれて・・」
という寺田。よりじっくり唄い込んだ感じ。
板谷ピアノとのデュオ、この共演はまだ2回目だというが、
今まで見た寺田の共演者の中では一番ぴったりのような気がする。

しんみり、音楽が滲みる冬の夜。

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ロニー・リストン・スミス「Rejuvenation」

2016年12月05日 | ジャズ、音楽

メインクーン猫ふく、元々痩せていたが、最近更に痩せ、あまり鳴かなかったのが「あお~ん、あお~ん」と泣き叫ぶようになった。
餌(アイムスのドライ)も食ってる様子が無いので、レトルトの餌を与えた。
固形分はあまり食べないが、汁を喜んで嘗めてた。
腹減って鳴いていたのか?家で飼われながら餓死寸前だったのか?
もうドライフードは食べられないのか?(我儘になっただけか?)
もう18歳だもんなあ、食いたいもの食わすしかないか・・・

太平のジョイフィットの会員のおら、一汗かいた後にさびれた複合店舗施設の片隅に古レコード店ができていたのを発見。
こんな所で商売になるのか不思議に思いながら商品チェック。
おお何かこだわりを感じる面白そうなラインナップ。
ジャズは王道的なものはあまり無いが気になるものや知らないものがちらほら。
ソウル、ブラジル系がけっこうある。
1枚1,000円位、オリジナル盤・希少盤はしっかり高めの価格設定になってる。

そんな中で手にしたLP1枚。
9月に買ったライブ盤でけっこういけてる事が再確認できたスミスさん(フルネームじゃないと何か違和感・・)の85年作品。
ジャケットに「not for sale」とある、サンプル盤=ファーストプレスか?だけど1,000円也。

以前のコスミック路線から落ち着いた楽園フュージョン路線に。
ベースはセシル・マクビーだけど黒々ドロドロ路線ではなく、夏の午後にあうメロウサウンド、
大排気量のモンスターマシンが、アイドリング程度の回転で海沿いを軽く流している感じ。
表面的には軟弱なんだけど、にじみ出てくる”ホンモノ感”がたまりません。

音質は期待以上でとても良い。

この店、おらには知識があまりないけどブラジル系などけっこういいかも。
店があるうちに(失礼かもしれないが、やっぱ心配・・・)確保しておくべきか・・・

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