にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

手作りオーディオの会 SX3

2015年07月30日 | オーディオ

7月24日 らんぷうぇい

おら宅の茶の間にビクターのスピーカーSX3-Ⅲがある。
およそ40年前のベストセラー、国産スピーカーの名器と言われているが、正直おらは鳴らし込んでいなかった。
元々おらの弟の物で、譲り受けた時には既にパイオニアS9500が有り、
ソフトドーム(シルク)がいまひとつキレに欠け、密閉型の低音の量感不足と決め付けせいぜいTV用にしか使っていなかった。
今ではアンプにもつながれず、猫の台(箱に載って窓から外を眺めている)と化していた。
そんなかわいそうなSX3ですが、皆さん懐かしがるだろうと前座のネタのつもりで持ち込んだ。

U氏のシステム(金田式アンプ、DAC等)につないで出て来た音は驚くべきものでした。
”鈍い”イメージが先行し、あれだけ出ないと決め付けていた高音は、アッテネーターを絞らなければならないほどよく鳴る。
量ばかりでなく、質が良い。きちっとカウベルの「こわ~んこわ~ん」が再現されながら刺激的な音が全くしない。
低音も量感ありながら、締りがいい、密閉箱の良さが発揮されてる。
(実はバスレフってあまり好きじゃない・・低音の風きり音というか、所詮ふくみ口というか)
どんなソースでもしっかり鳴らし、聴き疲れしない。
会場のベテランリスナー諸氏も絶賛。いつしか本日のメインになってました。

1976年当時1本39,800円でしたが、前面バッフルと裏板にダグラスファー合板を使用したこの箱、
今作ったら20万円はする?職人もいないのだろうなあ。
(実際、現代版後継機とも言えるクリプトン社のものはそれ以上するけど、素材はパーチクルボード・・)

当時は凡庸に聞こえた国産スピーカーも、現代のしっかりした音源、アンプ等で鳴らしてやれば、こんなに凄いのですね。
音質が”真面目”な分、デジタルとの相性もいいのかもしれません。

オーディオ黄金期の国産スピーカー、まだ市場にあるうちに確保しておいた方が・・置く場所ないですねえ~

 

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オリジナルラブ

2015年07月27日 | ジャズ、音楽

7月26日 シティジャズ大通テント

田島貴男、出て来た途端にトップギア!
そのまま100分唄いまくり!
これだけ圧倒的な唄い手はそうはいないだろうなあ~、49歳とは思えない。
新曲、お馴染み曲の取り合わせもうまく、会場は大盛り上がりでした。
「ウイスキーがお好きでしょ」はこの人の曲だったのね。
今回の、シティジャズで最初にソールドアウトになったのもうなづけました。
ジャズとは違った、こういうビシバシ伝わってくる音楽もまたよろし!
(先週の大槻ケンヂも良かったし、ジャズ離れではないのですが幅がどんどん広がって・・)

ステージは最高でしたが、おらの嫌いなテント会場。
今回はPAの力で乗り切っていましたが、どうやってもアコーステック系は無理でしょう。
外に音がダダ漏れですからねえ。
漏れるということは、外部のノイズも入ってくるということですから・・
何のためにすぐ近くに市民ホールがあるのでしょう?
テント屋やイベント屋の都合なんだろうなあ~

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一時停止違反

2015年07月22日 | 日々のこと

くっそ~、捕まっちまった!
菊水の円形歩道橋、瑞穂大橋方面から側道左折した際に止められた。
確かに車輪は停止していなかったけど、徐行しながら安全確認して左折したのをやられた。
かれこれ40年運転しており、道交法も知っており、警察のやり口も知ってはいるが、何時に無く腹が立ってしまった。
警官3人でおらを捕まえることに意味あるのか?
罰金7,000円(痛いです・・)取っても見合わないだろう・・
こんなんで事故減るか?

「標識見えなかったのですかぁ~」なんて話しかけてきたけど
「いいから早く書類書いてよっ!」とぞんざいなおら。
挙句の果て「こんなことに3人がかりでやるより、砂川の酔っ払い運転とかちゃんと捕まえれよ!」
と捨て台詞のおら。

道警!もっと有効な取締りやれよなあ~(というグチでした。)

先程、7,000円納めてまいりました。しくしく・・

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大槻ケンヂ

2015年07月21日 | ジャズ、音楽


7月19日 くう

「猫のリンナ」という曲が気に入り、そこから筋少の曲やエッセイ等じわじわとオーケン好きになっていました。

今回はギター1本の弾き語り、2時間ぶっ通しでやってくれました。
40歳過ぎて始めたギターは、当然それなりだけど、ちゃんとこの人ならではの”唄”が伝わってきます。
「肩まで髪を垂らし、尖がったビジュアルのロッカーではなく、ホウレイ線が気になるアラフィフのオヤジ(49歳)でごめん」
なんて言うMCも絶妙。”言葉”表現が上手いですね。

50歳位の音楽家はジャンルを問わずいい味が出てくるのでしょうか?
というかおらに波長が合ってくるのか?

寺田町、オーケンと続き26日はオリジナルラブ!
ライブの夏だす!

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ソニカ故障

2015年07月17日 | 

突然異音が出るようになったダイハツソニカ。
原因はオルタネーターでした。
機能は失ってはいないが、異音がうるさ過ぎるので、交換(リビルト品)、33,000円弱なり・・とほほ。
ダイハツも壊れるのね・・

工場代車が古いカローラⅡだったのですが、考えさせられましたね。
初めてでも、何のためらいも無く運転できる。
アクセル踏めば60km位はすぐ出る、乗り心地、ブレーキフィーリングはいまひとつだけどちゃんと真っ直ぐ走ってちゃんと止まる。
道具としての機能、信頼性、耐久性は全く問題ない。
でも楽しさや愛着という言葉は出てこないなあ、お金出して買って、毎日乗りたいとは思わないなあ~。
(フィアット500が壊れたらそんなことも言えなくなるかもしれないけど・・)
軽のソニカの方が、プラスαがあるかな。
(最新のトヨタ車がクオリティ高いのは重々承知ですが・・)

コメント (2)
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平板型スピーカーマグネパンMG2.7QR

2015年07月15日 | オーディオ

ダイハツソニカから異音が出てきた。
昨日、小樽で商談を終えた後、エンジン始動し、
アクセル踏むと、”に゛ゃ~に゛ゃ~”と何かに回転に伴う異音が。
走りは問題無さそう、ミッション(CVT)かウォーターポンプあたりか?
(昨日は暑かったので、滅多に使わないエアコン回し続けたせいか?)

 

喫茶らんぷうぇいにもう1セット、平面スピーカー、マグネパンが増えていた。
既存のMG-Ⅱ(2ウェイ1973年製)に新たにMG2.7QR(3ウエィ 1994年製)が加わってた。

平面とは思えないダイナミックな低音に驚かされたMG-Ⅱですが、
20年以上若いMG2.7QRは、低域、高域ともにレンジが広がり、空間表現、キレもある・・・が、高域がきつい。
何が録音されているかは、はっきり表現するが疲れる。
MG-Ⅱのとろけるような、理屈抜きで楽しめる感じが無いなあ。
低域も量は出てるが、出すぎというかしまりがないかな・・・セッティングでなんとかできる?

メーカーの職人さんも代替わりし、CD時代に対応すべくモデルチェンジしたのだろうが・・う~ん。
新しい物が必ずしも優れていない、オーディオの妙か・・

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寺田、板橋、瀬尾

2015年07月13日 | ジャズ、音楽

7月11日(土) 場所:L.i.bギャラリー
 
寺田町(g,vo)板橋文夫(pf)瀬尾高志(b)

急遽、トリオ構成になったらしい。
前回も同じメンバーで聴いたので、今回は寺田のソロがいいなあ~と思ってた。
というのも、3人寄ればトリオミュージックになり(当たり前か・・)、
その分寺田色が薄まってしまうような、板橋の存在が大きすぎるような・・・

そんな思い(文句?)をLibのDさんに伝えたら理解してもらえた。
贅沢な話ではありますが。

でも、そんな懸念もステージが始まったら吹っ飛びましたね。
終わったら、既に22時40分。
えっ!そんなにやってたの?
夢の時間はあっと言う間に終わるんですね。

会場でご一緒したKさんに、政治ネタで絡んでしまった。
懐の深い方なのでつい甘えて余計なことを言ってしまった。
あんまり反省してないけど・・・Kさん、またお話しましょう~

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フィアット500初高速

2015年07月10日 | 

フィアット500で旭川に行ってきました。
高速道路では、百ウンkm出しても、びしっとしたハンドリングはさすが欧州車という感じ。
一般道ではぴょこぴょこした感じの足回りも、高速では段差をうまくいなしてました。
ただエンジンの振動が伝わってくるので、長時間の超高速は疲れるかな。
ターボ効かして加速を楽しんで100km位で巡航するのがいいでしょう。
上り坂になると5速ではややしんどくなる(シフトダウンはしなかったけど)場面がありました。

高速ツアラーではなく、街乗りで中速域の加速を楽しむ車なんでしょうか。


信号待ちしてたらお馴染みのゲームの音が聞こえてきた。
振り返ったらリアル「マリオカート」でした。ちゃんとナンバープレート付いてました。

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山下洋輔「猫返し神社」

2015年07月09日 | ジャズ、音楽

オーネットに続いて菊池雅章の訃報・・

菊池作品て、全然市場に無いのね。
以前、ブックオフで見かけたソロ作品をスルーしてしまい、悔やんだことがあります。
「東風」が入手可能か・・週末にじっくり聴くか・・

山下洋輔の猫エッセイ。
文章家としても評価が高い山下ではあるが、本作は山下独特の表現やリズム感のある文章ではなく、
猫を溺愛する素のおっさんとして穏やかな語り口で、猫との日々を綴っている。
失踪した猫が帰ってくるよう山下が祈願した神社がいつしか「猫返し神社」になってしまうあたりは面白い。

猫飼ってる人なら極当たり前の事柄が多いが、ほのぼのと読めてしまう1冊。

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Hさん宅訪問

2015年07月06日 | オーディオ

オーディオの会で知己を得たHさんのお宅を訪ねた。

仕事でマイクロフォンの開発に携わった経験もある、プロレベルの方。
ハイレゾ音源もいっぱいお持ちで、まさに音のグルメ。(雑食のおらとは・・・)
お部屋にはタンノイが鎮座(アンプはマッキンのパワー、アキュフェーズのプリ、プレーヤーはトーレンス)している。
オーディオはルックスも大事なことを痛感、見た目だけでも、典雅な音が出てくることがわかります。
布団部屋に乱雑に置かれた我がシステムとは大違い・・・

電源、ケーブル、セッティングにこだわり鳴らし込んだシステムは格別です。
タンノイのいい音をあまり聞いたことがなく、ゆるい惚けた音のスピーカーかなと思っていたが、大間違いでした。
ラッパの鳴り、シンバルの切れ、艶やかなギター、クラシック向きではなく何でもいけてます。
エレキベースや強調されたバスドラはやや不得手だけど、アコースティック楽器は王者ですね。

音が甘美過ぎると、音質に溺れてしまい、作品評価が甘くなってしまい、録音中心で聞いてしまうのではないかと、やっかみ半分の余計なことを言ってしまう。
「いくらいい装置で聞いても、演奏内容は良くならない・・・」という当たり前の結論。

アナログ、ハイレゾ等様々な音源を聞かせてもらいつつオーディオ談義、あっと言う間に時間は過ぎました。

自宅に戻り、アルテックを鳴らす。
典雅ではないが、うちはうちの鳴り方、悪くない。安堵。
でも見た目悪い。
パイオニアS9500にアルテック銀箱を重ねて置くのは、音的にも良くないでしょう。
近いうちにまた模様替えだあ~

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