にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ザ・ジョルジュ・グルンツ コンサートジャズバンド83

2024年06月24日 | ジャズ、音楽

6/22に中古レコード店「楽音舎」に行ったところ、入り口に「全品半額」の札が下がり
商品はかなり減少し店内が雑然となっていた。
店主に「もしかして閉じるんですか?」と問うと、「今月いっぱいで。」とのこと。
時折訪ねる先が無くなるのは寂しいかぎりですが、”半額”に気が昂ってしまう。
残り少ない商品でも、10枚くらい候補に。
気持ちを静めて、珍しさから手にしたけど、そんなに聞かなそうなものを外し、
結果レコード2枚、CD2枚に絞る。(感想は後日・・)
気になる盤がまだあるのですが・・

和歌山の古レコード店で入手した1枚。
国内盤ながら、オラが全く知らないECM作品。
メンバーがごつい
トム・ハレル、ジュリアン・プリースター、チャリー・マリアーノ、
ボブ・モーゼス、ディノ・サルーシ、シーラ・ジョーダン等。

ECMから出たビッグバンドのライブ作品なんてあまり無いと思うし、
あったとしても、編成が大きくても統制の取れた作風という印象がありますが
本作は、いろんな要素がぽろぽろとこぼれだす、”音の玉手箱”。
サルーシのバンドネオンから始まり、ビッグバンドらしい分厚いホーン陣、のファンキーなエレキベース、
やんちゃなサックスソロ、ボーカル等々・・

プロデューサー、アイヒャ―の介入受けることなく、ライブ音源をそのまま発売したのかな・・
その分、多彩だけど芯が通ってない印象も・・

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試斬 6/15

2024年06月20日 | 居合

5/4に続いての試斬。
前回はうまく斬れず、ひたすら巻藁をぶっ叩き、ぼそぼそになった”藁のオブジェ”が出来上がっていた。

今回は、いつもやっている”基本的な型”ならまずまず斬れた。
斬り上げ(逆袈裟)、水平斬りに挑んだが、これはまだ無理でした。

不伝流は「刀を扱う術」=「斬る技術」を練習しているので、試斬は重要な位置づけ。
試斬をすることで、普段の型の意味を理解することができます。
「試斬まかりならぬ」という流派もあるらしいですが、それじゃ剣舞じゃん・・トオモウノデスガ

いかに脱力してきれいな刃筋で斬れるか・・前途は長そうです。

オラの試斬刀、岩捲(戦国~江戸初期の刀、美濃伝、かなり使い減りしてて、ちょっと曲がっている)
一晩水に浸けた畳表を巻いたものを斬るのですが、数本斬ると刀に渋というかヤニみたいのがべっとり。
金属磨き綿で磨いて、油をひいておきます。

 

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オーディオフェアー感想

2024年06月17日 | オーディオ

大阪屋のオーディオフェアー(6/1、あっと言う間に半月経ってしまった。)を覗いてみた感想。
客層は(オラも含めて)お爺ちゃんばかり、業界の未来は・・
初めのうちは値段や見た目に圧倒されるが、音を聴いているうちにオラなりに傾向が分かってくるような・・

オルトフォン~ダイヤモンドカンチレバーのカートリッジをレビンソン-JBLで。
       声はリアルだったが、マイルスのソーホワットのチェンバースのベースがつぶれて聴こえた。
       盤が悪かったのか?
       今、価格を調べて驚いた、120万円!!
       とても整った音、でもなあアナログは品の無い図太さを安物カートリッジで遊んだほうが
       面白いような・・

テクニクス~カッチリ真面目な音なんだけどホテルカルフォルニアのギターの艶が・・

クリプトン~サックスは太い音なんだけど、ドラムがクシャっと固まった感じ
       
頑張って欲しい両国産ブランドだけど、真面目なサラリーマンが仕上げた音に聴こえた。

ラックスマン~CDプレーヤのお披露目だったが、オラの目当てはフォーカルのスピーカー。 
       高域は艶やかで好感を持ったが、低域がやや甘いかな~

トライオード~アンプのお披露目だが、目当てはスペンドールのスピーカー。
       期待した割に、普通で良さが分からなかった・・

ソナスファベール~高価なフラッグシップ機でかかったのはクラシックだけだけど、
         色気のある音でメーカーの勢いを感じた。

  

KEF~AVコーナーにあったのを、オラだけのために聴かせてくれた。
  最近気になる”そこに音楽がある”鳴り方。現実的なお値段。

気になったのはソナスとKEF。
オラの普段聴く音源との相性がわかりませんけど・・

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ZAZEN BOYS ライブ

2024年06月10日 | ジャズ、音楽

6/8 ペニーレーン24
4月の人間椅子に続き、またペニーレーンでスタンディングライブ、懲りない66歳。
会場は満員、年輩者もいないわけではない・・

「MATSURI STUDIOからやってまいりました、ZAZEN BOYSです」というお決まりの挨拶で始まる。
音が良いねぇ~、
大音量でドスンとくるドラムはライブならではあり、当然なんだけど、
ギターの粒だった音色が素晴らしい。
向井の変な唄(?)とバカテクバンドの絶妙な取り合わせは期待通り。

新作「らんど」からも数曲。


とても良いライブだったけど、入場、開演前含めて3時間以上立ちっ放しはジジイには辛かった~
スタンディングライブはこれが最後か・・・

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春の歴史旅~レコード屋とか②

2024年06月06日 | 日々のこと

奈良 スロートレコード
店主がミュージシャンの中古レコード店。
ジャズは食指が動くものは無かった、ジェームス・ブラウンの2枚組を購入。

けっこうお高いムジークの3ウェイスピーカーがあった。
(坂本龍一も使ってたと思う。小音量で音質はわからんかった。)

奈良 シルエロレコード
暑い中、中心部から20分くらい歩いてたどり着いたレコード店。
ジャズ(ECM系)で気になる盤多し。
2022年に出たデレク・ベイリー作品があった。買うしかない・・
それとECM作品を1枚購入。


和歌山 まるイラーメン
和歌山はラーメンが旨いと聞いていたが、情報もなく取りあえず入った店。
どんぶり一面ネギ!!麺が見えない。


このネギが醤油とんこつのスープと相まって美味い!!
この旅一番のおいしさ!!
(レコードに金使って、上等なものは食えんかった・・でもまた行きたいお店!!)


和歌山 クロスロードレコード
旅の終盤、クタクタだったけど力をふり絞り、ホテルから20分歩いてクロスレコードへ。
けっこう都会かなと思った和歌山、歩いてみると寂れた部分も・・
集積されたオフィス街と、人の少ない商店街・・不思議な街。

そこそこ品揃えが良く、価格もリーズナブル、国内盤だけどここでもECM作品2枚購入。

う~、レコードだけで6枚、31,740円円使ってまった・・

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春の歴史旅~レコード屋とか①

2024年06月03日 | ジャズ、音楽

名所旧跡もいいけど、オラの旅の楽しみの半分は、ご当地のレコード店・ジャズスポット巡り。

奈良 ビ―セルズ~ビートルズのレコード専門店。

※近鉄奈良駅の近くのビル3F


「ハード・デイズ・ナイト」か「ホワイトアルバム」狙いで入店。
「ホワイト」は在庫無さそうなので「ハード・デイズ」に絞る。
当初は1万円以内のリミックス盤あたりだったのだが、予算内だとどこでも買える国内盤や質の劣った盤しかない。
店主が「今は中堅プライス盤が無くて・・試聴できますよ~」のお言葉で聴かせてもらうことに。
ドイツモノラル盤13800円だったか。すべての音が一塊、これぞモノラルなのか?
デンマークモノラル盤17,800円。A面はUKプレスB面はデンマークプレス。
ドイツ盤と全然違う、モノラルだけど空間を感じるし楽器が弾む、オラのイメージ通りの音・・
こんなに違うのかあ・・・
ならばUK盤19,800円とB面で比較。
高域の澄んだ(北欧ぽい音?)デンマーク盤、ドラムやベースが少し重いどすの効いたUK盤。
差ではなく違い、オーディオ的にはデンマーク盤の方が良いのかもしれないが、作者が立ち会って作った音は
やっぱUK盤だろう・・・・・・・
え~い買っちまえ!!人生で一番高いレコードじゃ!!

奈良 エルムンド


19,800円のレコードを抱いて、クラシックの流れる喫茶エルムンドに。
ここはソナスファベールのスピーカー、マッキントッシュの球アンプ、EMTのプレーヤー等のシステム。
レコードが終わると、カウンターからマダムがプレーヤーのもとに赴き、ブラシでサワサワと埃をはらい
次のレコードをかけます、奈良の雅。
ソナスファベールの音を初めて聴きます。
歌劇がそこそこの音量でかかってたけど耳に刺さらない音質。
オケに埋まらない歌い手の存在感そしてホールトーン・・歌劇も良いもんだなと思わさる。
JBLなんかと違う飛んでは来ないけど、”そこに音楽がある”という表現。
聴き疲れしないシステムへの興味がわいてきます。

奈良 ブルーノート


老舗のジャズスポット。マスターに何処から来たのか問われ、札幌と答えると
お約束で、”遠い所から~・・何か聴きたいものは?ボーカルとか?”
”ボーカルは好まん、バリバリしたやつを”と言ったら
デビッド・マレイがアフリカ勢とやったCD(ファラオ・サンダース参加)をかけてくれた。
なかなか良い!ハードだけど重くない感じ。
デビッド・マレイって、聴けばどの作品も意欲的なんだけどなんかスルーしがちな人・・
タンノイの大型スピーカー(ウエストミンスター?)から、ゴリゴリではないけど”そこに音楽がある”・・
ここも欧州のスピーカー・・

 

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