カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

予備のペーパーはサービスの怠慢?

2019-10-23 | culture

 外資系のキャビンアテンダントさんのブログをたまたま見てたら、日本のある飲食店のトイレに入って憤慨しておられた。それというのも予備のトイレットペーパーがトイレに据え付けてあることについてである。これは客にトイレットペーパーを換えろという意味で、たいへんに不親切だ、ということだった。こういうのは店員がペーパーを取り換えるべきことであるので、店側の怠慢に見えるということらしい。さらにこんな対応していたら、ふつう海外だと客にトイレットペーパー出しっぱなしだぞ、と怒られることになるぞ、とも(日本人はそんなこと言わないから甘えているという意味だろう)。そもそも海外だと出しっぱなしは盗まれるだろうから、日本は気持ちが緩んでいるのだろう、的なことも指摘しておられた。
 書いているのはどうも日本人らしいのだが、実に驚くべき指摘だ。こんな風に予備のトイレットペーパーのことを考えている日本人がいるなんて、考えたことが無かった。
 何しろ彼女(たぶん)のような考え方をする日本人なんて、ほぼ居ないだろうから。僕はトイレに予備のトイレットペーパーが無い方が不親切に感じるし、それでも店員はペーパーを定期的に取り換えているだろうことも容易に想像できる。実際にサービス業で使い切っていないトイレットペーパー問題というのがあって、そういうもったいないサービスをしている反省なども社会的には聞かれていることだ。それでも客のサービスの為に、そういう無駄をあえてやめられないのが現状だろう(ブログでは外国であってもそうだということが暗に分かる)。そういう過剰サービスはやめて、使い切ったら自分で入れ換えるように出来たら、本当に素晴らしいサービスだと心から思うが、そうさせてくれないゆがんだサービス業の客関係には嫌悪さえ覚える(そういう客に対してだが)。まあ、実際のところ、彼女(たぶん)が指摘している通り、予備があれば盗難されて経費が掛かることなどを懸念して、必要最小限に取り換えることをサービスとしている外国の現状があるということなのではないか。実際に外資系で働いて居ながら、そういうことも理解できないのだろうか。
 ともあれ、とにかくトイレのドアが壊れてないとか水がちゃんと流れるとか、そういうトイレがどこの国にもあるということになれば、人類はだいぶ平和になるとは思いますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする