カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

トラにからまれる

2008-12-16 | 雑記

 訳あって福岡へ。どういう料簡なのか奇特にも表彰してくださるところがあり賞状などいただいたりした。懇親会会費も中華料理のフルコースでなんと千円。もちろん飲み物も飲み放題だからどういう料金設定なのか不明だが、ぜんぶ奢るとかえって参加者が減ることを配慮してくれたのかもしれない。まあ交通費はかかったにせよ、感謝しなくてはならないのはこちらの方である。今どきの経済情勢にありながら太っ腹だなあと感心した次第。まあ、時期も時期なので特に名を秘すことにしますが…。
 しかしながら流石に業界人という人たちがいて、なんだかJCを思い出したりしてしまった。ビジネスマンって妙にスマートにふるまうんですね。僕らの業界人はかなり変人が多いようで、改めて違うもんだなあと思ったことであった。
 二次会は何故か春吉橋の屋台。最近は二次会も三次会も飯屋さんなんですよ。
 僕らの団体の前にカップルの先客があって、小さくなっていたので声をかけると宮崎から来たとのこと。新婚旅行ではないが、彼女であると男は答えた。ほとんと会話を交わさないまま、焼き魚を食べたらそのまま出ていってしまった。まあ、せっかく二人きりなのに、団体に来られると閉口するわなあ。
 屋台の方は観光客慣れしたマスターが酔っ払いながらいろいろ焼いてくれる。トイレを聞くとその辺の繁みでかまわんとのこと。まあ、かまわんといわれても、それじゃマスターは手を洗ってないんじゃないの? などと考えてしまって普段は不潔だとつれあいに罵られている身の上のくせに妙に潔癖感がわいてきて、少し歩いて公園のトイレを探して用をたした。道行呼び込みのお兄さんが激しく誘惑するが、トイレを探しているときにそんなに悠長に店を物色もできない。いくら不景気だからといって、人の都合も考えるべきであろうとは思った。
 やっぱり思ったとおり三次会も居酒屋に行き、店がオーダーストップになり店員がカウンター前に並んで蛍の光が流れても話が止まらない人をなんとかなだめてホテルに帰ると、もう一軒行くんだああ、人の気持ちを先に察して配慮するのが若い者のつとめだああ、だからリストラされるようなことになるんだあ、などと怒られたが、それはすべてとばっちりだと思った。
 勿論そういうことがあっても翌朝は平和なのは、そいうことを起こした人は記憶を無くているからなのである。そうと分かっていたらもう少し派手にやりあってもよかったかもしれないとも思うが、僕はこういうのは不思議と覚えているもので、派手になればそれだけ気分が悪くなるので、あの程度で済んだということを喜ぶべきなのであろう。
 そういえば朝からシャワーを浴びているといつのまにかバスタブが真っ赤に染まっていて、何事かと慌てると激しい鼻血であるようで、シャワーで温まっているのでなかなか血が止まらない。そういうヒッチコック劇場の騒動をかいくぐってバスルームのカーテンなどを掃除したりしなくてはならなかったのは、それなりに血がのぼっていたせいなのだろうか。ま、単なる偶然だとは分かっていることだが…。
コメント
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