◆◇◆『子供が勉強にハマる脳の作り方』篠原菊紀(しのはら・きくのり)著(フォレスト出版)より◆◇◆
子供が勝手に勉強するようになります!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②三日坊主克服法
三日坊主で終わってもしきり直してまた始めればいいのです。
それが4日目でも1週間後でも1ヵ月後でも、また始める。
始めてまた三日坊主なら、もう一度しきり直して始める。
とにかく三日坊主を一度きりにしないことです。
やる気や集中力を引き出すには、とにかくやり始めること。
とにかくやり始めないと脳は活性化せず、やる気は出ません。
やる気が出ないままダラダラした状態が続くと達成感が得られないので、いつまでも悪循環が続いてしまいます。
イヤイヤながらでもとりあえず始めてしまえば、次第に気分がのってきて線条体が活動を始めます。
こうしてやる気が高まれば、脳が勝手に集中モードへ移行することもあるのです。
「やり始めたら意外とおもしろかった! 楽しかった!」。
この経験を持っていることが子どもの財産になります。
子どもが次に何かを始める時の「やる気回路」を回すのは、こうした体験の積み重ねによるリソースなのです。
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勉強をする前に、「今、やる気が出るのを待っているから」。
もしくは「もう少しすると、集中する気分になるので」。
状況にもよりますが、これらは意味がないことがわかりますよね★
勉強は、とにかく始めてしまうことがイチバンです。
そうすれば・・・。
● 「まあ、数学の宿題だけは終わらせてしまおう」
● 「キリのいいところまで、やってしまおう」
● 「このプリントだけは解いてしまおう」
作業を始めてみると・・・。
だんだん気分が盛り上がってきて、やる気が出てきます♪
これを、ドイツの心理学者エミール・クレペリンは「作業興奮」と名付けました。
しっかり存在する現象なのです。
仕事でもそうですが・・・。
成功する人は、とにかく行動が早いと言われます。
ちなみに私は、行動が遅いと言われることがありますね・・・★
行動は、すればするほど、早ければ早いほど・・・。
成功に近づくことができるようです。
考えるばかりでなく、とにかく始めてしまうこと。
これを頭に置いて、私も行動を早めたいと思います☆
「致命的にならない限り失敗はしてもいい。やってみないとわからない。行動してみる前に考えても無駄です」
(柳井正〔やない・ただし〕 ユニクロを運営するファーストリテイング会長)
・・・次回へ続く。
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