前回、勉強と「姿勢」について、意見が分かれましたよね。
● 背筋をピンと伸ばして脳を活性化させる「立腰教育」
● 背中を丸めて集中力を発揮する「マンガを読む姿勢」
正反対ながら、どちらも間違いには思えませんよね。
なぜなら、どちらの考え方にも子どもが大勢付いていて・・・。
そして、実績を出しているわけですから。
この教育を実践する子どもの年齢層も違います。
● 「立腰教育」は、保育園の子どもに
● 「マンガを読む姿勢」は、大学受験生の子どもに
このあたりも、考えた方がいいポイントだと思います。
今回はテレビから離れて、私の考えを書いていきます。
まだ幼いちびっ子には、やはり「型が」必要な場合がありますよね。
無制限に自由にさせておくと、基本として正しいことが身に付きません。
「これがいい!」ということを、習慣付けるとよいのだと思います。
これは特に、保育園(幼稚園)から、小3くらいまでだと思います。
でも、子どもも経験をつんで成長してきます。
ある時期からは、いちいち強制されるのは不愉快でしょう。
自分の好きな、自分の成果の上がる「型」が見えてきます。
自分の「型」が見えれば、基本的にそれで通すことになるでしょう。
これは特に、高校生以降だと思います。
小4から中学生くらいまでは、個人差があるかなあと思います。
「型」を強制したほうがいい子どももいるでしょうね。
自分の「型」で成果が上がっていれば、お任せでもいいと思います。
私が教室で子どもを見ていても、やはり色々ですね。
私が教えた、できる子どもで思い出しますが・・・。
ピンと背筋を伸ばして勉強していた子どもがいました。
その子どもは、イスの背もたれに身体を付けないのです。
女の子で、生活習慣がよく付いている感じの子どもでした。
また、やたらと姿勢が悪い子どもも思い出します。
イスに、片足の“足の裏”を乗せている子どもとか。
イスの上に正座している子どももいましたね(←痛くないのか★)。
こういう座り方は、決まって男の子ですね★
でも、これらの子どもが勉強できないかというと・・・。
そうでもないことが多かったと思います。
見た目は悪いですが、その子どもなりの「型」なのだと思います。
私は、勉強時の子どもの姿勢に、あまりこだわりはないので★
ほとんど、これらのことを注意することはありませんね。
それによって、誰も迷惑しないし、成果も落ちていなければ。
でも、上記と違う姿勢の悪さのときは・・・。
注意することもありますね。
それは、明らかに勉強の成果が落ちるときです★
・・・それは、次回ラストで。
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