ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『子供が勉強にハマる脳の作り方』レポ(3)

2011-07-28 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『子供が勉強にハマる脳の作り方』篠原菊紀(しのはら・きくのり)著(フォレスト出版)より◆◇◆

子供が勝手に勉強するようになります!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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実力よりもやや上狙いが脳を活性化させる!

あまりにも難しいことを始めると「やる気回路」が空回りしてしまい、「意外と面白かった」という自己達成感を得る前に挫折しかねません。

脳は、「できない」「もう無理」という状態を感知すると前頭葉の活動を極端にセーブしてしまいます。

こんな状態のアタマでやり続けようとしてもやる気を失くすだけ。
結果的に脳が達成感を学習するきっかけを失うどころか、「努力してもムダ」ということを学習してしまいます。

こうなってしまうと、次に少しレベルを下げてチャレンジしても脳が働こうとせず、本来ならできることまでできなくなってしまう危険性があります。

勉強のやる気が出ない理由の1つは「勉強しても成績が上がらないこと」。

そこで「もうできない」「勉強しても意味がない」と思ってしまうと勉強を続ける意欲がなくなって、ますます成績が上がらないという悪循環に陥ってしまうのです。

この悪循環を断ち切る方法として考えられるのは、チャレンジするレベルを実力よりもやや上に設定しておくこと。
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アビット新白岡校では、年間カリキュラムが決まっています。
基本的には、この内容を全員に勉強してほしいわけです。

でも、やはり個人で、できる・できないは出てきます。
できる場合は問題ありません。
問題は、どうも今の状態では難しいとき、できないときです。

こちらでは、子どもを見て「ここは一旦やらなくていい」とします。
特に、学校の教科書レベルでは出てこない内容を勉強するときですね。

わからないことを無理にやろうとするのは・・・。
勉強のやる気がなくなる場合がありますから★

もしくは、「あの先生の教え方は、わからない」など・・・。
自分以外に原因を求めがちです。

もちろん、原因は先生と子ども・・・。
100%どちらかにあるわけではありませんが。

学校でもそうですが、同じ先生が教えても・・・。
できる子どもとできない子どもは存在するものです。

さて、アビットのように個別に指導する仕組みがある場合・・・。
子どもの学力を考えて、勉強する内容を調節することが可能です。

確認テストの内容もそうですね。
「ひとまず、ここは飛ばしておいて」とすることができます。

それは、甘やかしているわけではありません。
勉強のやる気を、しぼませないためです。
理解が深まってきたら、再度勉強してみてもよいでしょう。

逆に、年間カリキュラムが、よくできる子どももいます。

集団指導なら、違うテキストのハイレベルな問題を解いてみる
個別指導なら、難しい確認テストまでやってみる
北辰テストなら、昨年だけでなく、一昨年の分もやってみる

特に、個別指導の時間があると、個人個人に対応できます。
できない子どもだけでなく、できる子どもこそ「やや上狙い」です。
とても効率のよい指導ができると思っています♪

子どもの学力がどうであれ、「その子どもの実力よりもやや上狙い」。
これを考えて、引っ張っていきたいと思っています☆

「自分にできる限度をほんの少し越えたことを、毎日一つ実行せよ」
 (ローウェル・トーマス Lowell Thomas アメリカのジャーナリスト)

・・・次回へ続く。

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 公式ホームページはこちらです!  完全指導アビット 新白岡校公式サイト
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