梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

若手の会

2008年07月20日 09時08分33秒 | Weblog
何回かこのブログでも出てきます江戸川鐡栄会と言う、江戸川区を中心に鋼材業を営んでいる40社の、団体の会長を仰せつかって二期三年目に入りました。

それ以前は会の財政は赤字でした。入るを計り出を制する施策で、会費収入に見合った事業運営に切り替え、つまり親睦や情報交換の行事の支出は抑え現在収支はバランスしています。

これを達成出来た次の大きな取組みは、若手会を組織し交流の場を作ろうとしていることです。この会には役員が10名程いますが、役員自体の世代交代も今後の課題です。しかし会員40社の中には幸いにも、20名近くもその代表者の同族の後継者がいます。

東京地区の他の8団体に比べ、次期後継者が会社にいる、この比率はダントツに高い筈です。逆に、「息子はいるが厳しい商売は継がせたくない、息子にはしたいことをさせる」鉄鋼業界でもこの様な風潮が主流となりつつあります。

そんな趣旨で7月に第一回目の若手会の開催案内を出したのですが、参加者が少なく失敗に終わりました。役員が手分けして個別に参加を呼びかけ、開催は秋に順延することにしました。

「親父の会社には入ったが、同業との交流は必要もないし忙しい」それが若手の本音だと思います。考えてみれば私自身も昔はそうでした。

しかし私も紆余曲折はあったものの、気が付いたら、会長役員になってしまいました。年齢が増したと言えばそれまでですが、会の運営や会員との交わりの中で学んだことや発見したことも数々ありました。それを最近は貴重と思うようになりました。

真面目な勉強会にするのか飲み会的な親睦会にするのか、この様な会にはこの手の議論もつきものです。こんなことは若手が考えることなのかもしれませんが。

まず参加して集まってみなければ、話は始まりません。 
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