梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

収穫祭

2009年10月24日 06時43分29秒 | Weblog
農業生産法人である会社から、千葉県八街にある農園の倉庫を増築するので鋼材を調達したい旨の依頼があり、二ヶ月前に受注しました。或る方を介して、そこの会長とは以前から面識がありました。

そこの生産物は主に小松菜であり、品種改良をして現在では『江戸葉』と称し、業務用ではかなりの販売実績を上げている会社です。毎年秋に“収穫祭”としてお客様を招待し、今年は7回目との事、会社設立時からの恒例の行事です。

その収穫祭に招待を受け、先週の日曜日に家内と行って来ました。朝東京駅に集合し、バス三台を連ね八街へ。最初は、獲れた野菜を洗浄したり加工したりする集荷センターに。その後、畑で落花生の収穫を実体験。そしてメインの農園へ。

会場は熱気がみなぎり、お祭り色一色。会長挨拶、樽酒が振舞われ乾杯、出された食べ物は殆どがそこの農産物。秋晴れの下、お酒も食べ物も一際美味しく、こんな楽しい持て成しもあるのかと関心しきり。

余興の一つで日本料理のプロによる、生間(いかま)流式包丁式が行われました。京都御所で、約1200年の歴史を受け継がれた食の儀式で、生間流の門人により披露されました。鯉を包丁と鉄箸だけで、つまり手を直接鯉に触れずして、見事にさばきました。

次の余興は、和太鼓打ち込み集団による公演でした。これが私の胸に強烈に響いたのです。郷嵐會(きょうらんかい)と言うチームでした。千葉県の市川市・船橋市が本拠のボランティアで、和太鼓で日本を元気にしているチームなのです。

当日は15名ほどのチーム編成。目の輝きが今の若者とちょっと違うのです。「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声を出しながら、徐々に観衆を乗せて行くのです。その軍団の一糸乱れぬ一体化は、わが社の将来目指したい姿でした。

茜雲が出掛かった頃、会長にその倉庫を案内してもらい、帰路のバスに乗り込みました。
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