銚子・角巳之・三代目

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地域商品のこと②

2023年08月03日 | 日記・エッセイ・コラム

今や世界に冠たる宮崎牛...。ここに至る過程については敬意しかなく、以下はかつて私が先輩方
(現在の80代の方々)から聞いたお話で、ブランドを毀損することではないことまずもって。
かつて宮崎牛?聞いたこと無いし、品質もバラバラで扱いにくいね~そう言われていたらしい。

それでも...、肉質改良等の不断の努力を50年以上。畜産、殊に和牛生産は時間が掛かり、これ
を改良するのにエサを飼い方をこう変えて...。結果が出るのは2年後、そこからまた改良、改良...。
もう気が遠くなるほどの努力と、それら蓄積(申し送り)をもとにまた改良...。

生産だけじゃなくて、食べる側の意識も。殊に地域の人々...。地元は人口少ないし、やはり勝負
するなら東京や大阪と言った都市圏。ということで展示会等に出て宣伝を行う...。試食をすると
みな美味しいという。それでは売れたかと言えば、...。売れない。

知人の宮崎の生産者(畜産)...。展示会でお客さんに言われました。そんなに良い商品なら、
地元の人は熱狂的に支持してくれているんですね。盲点だった...と。人口が多く、高く売れる
可能性のある都会への売り物としか見ておらず、地元は見ていなかった...(続きは次回に)