写真、銚子市某所にて...。これ何ですか?と聞いたら、マグロの唐揚げです...と回答頂きました。
だからこれは、マグロの唐揚げ...。これまた理屈っぽくて自分が嫌になるのですが、竜田揚げでは
ないのか?という疑問が湧いて、唐揚げと竜田揚げの違いを料理の専門家に聞いてみました。
一般的に唐揚げは、鶏肉や魚に小麦粉、片栗粉、米粉などをまぶして揚げたもの。この際、下味を
付けるか否かは問わないそうです。他方、竜田揚げは下味をシッカリ付けて、片栗粉のみをまぶして
揚げたもの...。下味がシッカリついているので、見た目は唐揚げよりも濃い色になるそうです...。
食べてみたら血合いの部分が多く含まれておりました。血合いは最も栄養豊富である反面、栄養豊富
であるが故に腐敗も早く、独特の匂いが出る場合があり、最初にこれ(鮮度劣化して匂うもの)に
当たってしまうと暫くトラウマになるかもしれません...。鮮度だけは調理法で誤魔化しが効かない...。
刺身で食べられるような原料の血合いを、特に下味も付けずに小麦粉か片栗粉をまぶして揚げる...。
ただそれだけなのですが、本当に鮮度が良いものはそういうシンプルな調理法が一番と思います...。
底引き解禁し、多種多様な近海地魚が水揚げされます。唐揚げで良し、竜田揚げで良し..であります。