銚子・角巳之・三代目

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剣客商売...(士業)

2019年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム
突然ですが、剣客商売(けんかくしょうばい)...。時代劇専門チャンネルで頻繁に
放映されている人気作品...。私も大好きな番組でありまして...。仕事柄か最近、
士業(弁護士、公認会計士、社会保険労務士...など)の方々とのお付き合いが増え
ました...。みなさん、超難関試験を突破された、優秀な方々...。ですが、有資格者
であるからと言って、自動的に仕事が入ってくることはないようで、なかなか厳しい
現実があると聞いております...。で、冒頭の剣客商売(侍)と、士(さむらい)が、
重なって見えてきた訳でして...。戦国時代であれば、合戦で手柄を上げ、腕一本で
のし上がっていくことが出来たとしても、平和な時代に手柄を上げる場所(合戦)はなく、
同じ剣術でも、どこかの藩の指南役とか、道場を開くとか、剣術の腕はもとより、
営業力、あるいは自己演出力(アピール)とでもいうのでしょうか、そういうプラス
アルファの要素が必要で...。腕はあってもそれらの力が弱い、あるいは興味がない
そんな剣の達人は、だいたい暗い部屋で酒を煽り、内職にいそしみながら、世を嘆く...。
そんな姿で描かれているような...。翻って現代の士業の方々...。私のお付き合いある
方々に限定の話なのですが、それぞれの専門領域のスペシャリストであることはもちろん
ですが、人間的魅力とでもいいますか、独特の威厳があり、何かがちょっと違う...。
(もちろん良い意味で)、法律、会計、労務のテクニックに終始せず、あまり専門用語
は使わず、顧客の人生に寄り添おうとしている...。結果、信頼を得る。まさに剣述は
商売なり...。TV冒頭の決め台詞の世界であります。資格“さえ”取れば...。世の中、
そんな単純じゃないな...と。写真は銚子大橋の下...。いつも通行している橋の下...。
こんな感じでした(本文に何ら関係ありませんが...)