銚子・角巳之・三代目

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幸福三説②

2019年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム
幸福三説...、曰く、惜福、分福、植福である....と。
幸田露伴が唱えた、努力論の一節から...。私の力で表現することは難しい
ですが、先日この言葉を頂いたので、自分なりの解釈で...。
まず惜福...。福を惜しむ...。自らに回って来た福(運とも)を、惜しんで使う。
使い切ってしまわないこと。私以前、犬を飼っていました...。何故か私が食べて
いる食事と同じものを食べたがる...。特に焼肉が大好物。私も焼肉、大好物...。
大好物であるけれど、喜んで食べる犬の姿が忘れられず、いつしか必ず犬の分を
残すようになっていた...。そんな生活は14年間続き、その犬はもう30年も前
に死んでしまいましたが、時々、あの嬉しそうに肉を食べる姿を思い出し、何故か
心が温かくなって参ります。分福...。福を分ける...。今年もお中元を沢山頂き
ました...。食品が殆どで、到底食べきることは出来ず...。お世話になっている
周囲の方々にお裾分け...。そんな物々交換の輪...絶えることなく、お金に換算
出来ない豊かさ...を感じております。最後に植福...。福を植える...。腹が減った
ので山の木の実を採って食べた...これ凌ぎ...。その木の実が未来永劫、採り続け
られるように(自らだけでなく、まだ見ぬ誰かのために)山の手入れをすること
...これ仕事...。その精神かと。しからば貴方、今幸福ですか?と問われ、即答する
ことは出来ないけれど、何か言葉(キッカケ)を頂き、自分なりに考えて、何故か
心に活力が湧いてくるような気がする...。上記、解釈が良いのかどうか、また例え
が適切かどうか不明ながら、惜福、分福、植福...、心に留めて、これからの生きる
指針にと思う次第であります。

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