銚子・角巳之・三代目

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大潮祭り

2019年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

本日、大潮祭り...。銚子港は本日、明日とお休み...。漁港界隈は御神輿が出て...。
街中、閑散としていますが、漁港、川口神社、銚港神社付近は大いに賑わっております。
(写真は今朝のもの...。そろそろ御神輿が出てきたところです)
10年近く前にも掲載したかと思いますが、川口神社の入口に大きなのぼり...。
“霊汐送鮮魚”“神潮迎魚舸”と書いてあるようです。詳しいことは分かりませんが、
文字からして何となく。魚の霊を弔い、漁業者の航海安全を...という事だろう...と。
海の恵みで生活しているもの達は、1年に一度、その(魚の)霊を弔い、感謝を形に示す...。
水揚げされた魚たちの霊魂はやがて天上界に還り、お祭りで、もてなされた事を話す...。
それを聞いた好奇心旺盛な魚たちは、その世界に行ってみたいな...と思い、地上に降りてくる...。
結果、資源としての魚の一定量は保たれる...。アイヌの熊送り然り、それになぞらえれば、
かくの如し...と。川口神社は銚子の海の守り神...。先般の裏・屏風ヶ浦に繋がる、晴明伝説や
様々な言い伝えがあります。お祭りは、その高揚感だけで十分なんですが、ちょっと理屈が
過ぎましたか...。ただし魚(資源)...。その生態、目に見えない部分も多く、それを獲る
漁業者も常に命の危険が伴う以上、“畏れ”という感覚、非常に大切であると思います。


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