銚子・角巳之・三代目

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何をして....①

2008年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2378 昨日掲載の駅伝大会。優勝は全国的に有名な柏の強豪校。正にぶっちぎりの優勝でありました。優勝の背景にはコーチ、スタッフ、父兄....、選手のみならず実に様々な方々のご尽力があったことは想像に難くありません。あれもしたい、これもしたい中学生。勝つために多くの事を犠牲にして猛練習に励む。勝ちたいけれど、優勝は1校のみ。勝てるかどうか?不安になる。そんな時にコーチ、スタッフ、父兄、仲間.....がいる。スポ根と言われようが、何と言われようが、何かの“目標”に向かって一丸となる重要性を知った人間は強いです。一丸になるためには相互の信頼がなければならないし、無償の愛情も不可欠。勝ったからと言って選手やコーチに賞金が出る訳でなし。でもそこに大きな価値が....。さて、73チーム出場して1チームのみが優勝(当たり前ですが)という事は72チームは勝てなかったという事であります。ではその72チームは“負け”なんでしょうか? 勝てなくても一生懸命やればね....。と綺麗事を書くつもりは毛頭ありません。ふと、“何をして勝ち”とするか? 以前、所属していた運動部や会社で常に考えていたことを思い出しました。何かの試合に臨む。そのために練習する。その目標は何なんだろうかと。とりあえず地区大会に出れば良いのか、県大会か、はたまたその先か。とりあえず....というチームは勝てる訳ないので論外としても、まず目標がある訳です。勝てなくても~、いいチームになれば~、一生懸命にね~....、残念ながらこういう定性的な目標を掲げたチームが勝ったという事実を私は知りません。勝つチームは明確な目標があり、それをチームの隅々までが周知・徹底している。しかもそれは県大会出場とか、~大会優勝とか必ず定量的な目標と、それに向かう日付が明記されている。で、結果として負けたとしても、その明確な目標に一丸となって立ち向かっていく過程で様々な副産物が出てくる。副産物とは絆とか人間的な成長とか信頼とか、精神世界の部分が多いかもしれませんが、その副産物の総和は、主目的(優勝など)を達成した時に得られる達成感と五分以上。と狭い経験則ながらそう思います。続きは明日。