新年おめでとうございます。2008年の幕開け、子年はどんな一年になるでしょうか?私は銚子生活3年目の正月となりました。今までの“日常”は東京で、銚子は時々帰って、懐かしさに会う場所。イベントごとであり、お客様....。OB会に行って、大酒飲んで、懐かしい友人達と語り合う...。嫌な事言われても、別にたった1日か2日のこと...。帰りの車中でスッカリ忘れる...。友人に家庭が出来て、OB会の集まりが悪くなり、やがて帰省が義務感になる...。あとはお決まりのパターンです。今は銚子で“日常”を過ごしております。そう、“立つ位置”によって風景はガラッと変わって見えて参ります。何事もそうだと思います。一方からのみ物事を眺めてはいけない。前後左右、上下に斜め、近くから遠くから...恩師に口を酸っぱくするほど言われていた事。少し分かったような気がします。組織であれ、仕事であれ、立場によって見え方は違う。食糧とか、環境というお堅い話もそう。地方と都会では違うし、地方切捨てなんて言われても都会生活者には意味すらわからない(自分がそうでした) が、しかし。何かが起こりそうな2008年であります。制度疲労とでも申しましょうか? 何か変だぞと思いながら、まあいっか。と先送りしてきた問題が噴出しそうな予感です。一次産業の労働力不足、食糧危機が喧伝されながら、国内の一次産品は値が上がらず、輸出に回っている現実、エネルギー問題、そして環境....。本年は北京五輪の年。自分自身のことで恐縮ですが、オリンピック・イヤーはいつも大きな境遇の変化が起こる...。それが良い事か悪い事か分かりませんが、銚子生活で身に付けた術、自然体で、日常を楽しんで参りたいと思っております。本年秋には連載1000回を迎えます。それでは本年も宜しくお願い申し上げます。