銚子・角巳之・三代目

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年頭所感

2008年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2362 本日は更新が遅れ申し訳有りません....。本日から本格始動のところ、多いと思います。色々なところで、年頭所感など訓示が行われていることでしょう。私の周りでも沢山拝聴しました。会社の経営者はじめ、数々の苦難をくぐり抜けて来た方々のお言葉、非常に重いのですが、問題は聞き手の姿勢かと。うるせえな~、そんな事いったって....。という姿勢ではせっかくのお言葉の有り難味など到底理解する事はできません。かくいう私もそうなんですが、自分が恵まれた境遇にいると、その有り難味に気が付かない。給料が、待遇が....と不平を言っていても、当時は何も分からない訳です。サラリーマンを辞めて、初めてその有り難味に気付く。“気が付く”と行動が変る...。今年の所感を拝聴していると、その“変わる(変える)”、一歩前へ、勇気を持って....。こんなキーワードが出て参ります。様々な制度疲労が噴出している昨今、今まで、そうは言ってもね~。と言っていた事にシッカリと対峙していかねばならなくなった。そもそも経営者は先を見ている。そんな事心配してんのか?とサラリーマンの方々が言っても、経営者は考えて、考えて、不安で不安で眠れなくなる。この苦悩を分かれと言ったところで、そもそも感覚が違いすぎる...。そういう場面に遭遇した本年初頭でありました。経営者の苦悩を社員が知り、一丸となってという会社は強いに決まっておりますが....。そうは簡単に行かないのよ。それも分かってきた今日この頃であります。サラリーマンと経営者、あるいは、自営業者。都会と地方、男と女、日本人と外国人.....。今までそういう対立軸が有ったかと思います。ただしこれからはそんな軸や尺度も意味を為さず、共通項である“人間”として如何に生きるか。それが問われる時代になっているんですよ...。数々の所感を拝聴してそう思った次第であります。