銚子・角巳之・三代目

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お山の体育館

2008年01月05日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2352 市立銚子高校(愛称:お山)の体育館。20年前。ここで青春時代を過ごした者として、この体育館が取り壊される事、とても悲しく思います...が、世の中の流れ...。最近、水産加工場とか、体育館とか、学校とか、銚子の建造物の取り壊しの際に良く言われる事。最新の設備から見たら見劣りするけれど、これらの建造物を30年前、40年前に有していた実力には驚嘆する....。お山の体育館も、40年近く経過しているようですが、当時としては破格の大きさであり、充実の設備。2階が体育館、一階が体育教官室や部室、武道場、地下が体操場、卓球場....。高校入学の時に驚いたのを覚えております。昔の事を言っても始まりませんが、当時としては破格のモノを沢山有していた銚子。その後、時間が止まってしまったのでしょうか?お山卒業生の殆どは銚子を離れる....。“市立”高校なのに...、もっと地元に貢献を!と引退された先生方から良く言われてました。かくいう私も17年間の逃亡生活を送っており、OB会などは一人のお客様....。来月、学年同窓会がありますが、参加者は200名近くと聞いております。幹事は東京在住者。東京から銚子を応援しようと、様々な活動をされております。こんな人もいるんです。OB会に遠くから毎回参加する人、参加できないけれど..と毎回寄付してくる人...地元にいなくても関わり方は沢山有ります。早稲田・都の西北の3番に、集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光~という一節があります。今回のOB会、年長は75歳から、現役の16歳まで、様々な年代の方々、それぞれの思いを抱きつつ、母校体育館に参集致しました。市立高校の合併や象徴的なお山の建造物の建て替え....。往時を懐かしむだけに終始せず、新たな歩みを始めましょう。そんなメッセージが込められているような気がします。真理の光に雲も開けて、若き希望の湧くや胸に、漲る喜び新たなり(お山校歌の一節)....建物や人は変わっても、精神は永久に不滅...。という事であります。