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邪を遠ざけ、難を転じる縁起ものである...。災い転じて福となせ...のことわざのとおり、禍福は
あざなえる縄の如し(表裏一体)とすれば、降り掛かる難はそのまま福なのではないか?昨日
知人が、向かい風は(自らが)反転すれば強烈な追い風です...と。何か似ている気がしまして...。
変化、変化と言われても、今に満足し、この状態が変わることを望まない人々にとっては迷惑
な話...。いつまでも現状が続くことを願うでしょうし、一番の恐れは変化する事であります...。
変化が始まってからでは対応できず、さりとて早すぎるのも...。
先日あるご住職から、達観と言う領域には決して到達しない...。達観した(言葉を変えれば、
地位・名誉・財産...を手に入れたと思っている)人がいるとしたら、達観したということを
忘れてしまうのが真の達観である...と。私に達観など縁遠い話ですが...ニュアンスは分かる気が...。
今に満足していようが(いまいが)変化は必ず訪れるもので、しかも何時、どのような形で
訪れるか分からないとすれば、すべて自らの考え方、身の処し方ひとつ...。達観など縁遠い
としても、忘れてしまえ...これ一興。難有って有難し...。さて、黄色い南天の花が咲きました...。