一昨日、昨日のダイコンは規格外品。本日のキャベツは“正規品”であります。ただし正規で
あろうが規格外であろうが、同じ畑で同じように育てられたもの。たまたま現時点での規格
という1本のモノサシからは外れてしまっただけ...。
形が悪いだけで中身は同じ...。もったいない...という声が上がる一方で、規格外品を格安で
出荷したら相場が崩れる...。ならば形を変えて(加工品にするなど)販売できないか?
立ち位置によって様々な意見があり、試行錯誤が始まっております。これまた移行期の特徴。
昨日、両道ではなく、不岐..。農業、漁業かくの如しと申し上げました。昔旺盛であった
地域内におけるお裾分け文化が規格外品の有効利用に一役買っている感じておりましたが
繋がりを理解し、お互い様の精神が芽生えると様々な知恵が湧いてくるものです...。
農産物の規格外品を飼料に使った養殖魚など、昨今は枚挙に暇がありませんし、それらは
相互に交流あり、常に情報共有していないとそんな発想に至らない。人も同じかもしれない。
時代の変革期に必要とされるのは、いつも規格外の人。規格外も一定数に達したら新規格です。