銚子・角巳之・三代目

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1/3減・3倍

2023年11月04日 | 日記・エッセイ・コラム

東北で南の魚が...。夏の魚が冬に獲れる...。このような話題、枚挙に暇が無くなって参りました...。
昨日の話ではありませんが、常識というもの、入梅時期にイワシ、秋にはサンマ...はもはや、
幻想と思った方が良いかもしれません。今揚がっているものが“すべて”です...。

最近、銚子の底引きでサバが揚がる。カニ(もはや幻と言われていたキンチャクガニ)の水揚げ
多い。3.11前後のトラウマ持つ方もいて、昨今の(水揚げ)状況、海の中が変化しているんじゃ
ないか?という方多いです...。これでヒラメ、ヤリイカの大量(尋常でない量)水揚げあったら...。

以上、根拠ない感覚に基づく話ですが、常に備えを...と思います。さて水産専門誌等を拝見する
と概ね、水揚げ量は例年の1/3前後に減少。単価は高く同3倍くらい。これが銚子はじめ全国
主力港の趨勢かと思います。水揚げ1/3で単価3倍ですから、船や市場は“前年並み”...。

他方、仲買人はたまったものではなく、絶対量が少なく単価が高い=買える魚が無い...。魚屋さん
が魚を仕入れられないのですから...。銚子港にサンマはまだ水揚げありませんが、代わりにカツオ
が多い気がします。しかも脂がのって非常に美味しい...。本当に美味しいです。