銚子・角巳之・三代目

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大村益次郎・像

2022年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

そこ(靖国神社入り口)に大村益次郎の銅像があることは知っておりました...。知っているだけ
で、特に気に留めておりませんでしたが、今回はどうも気になって...。銅像の周囲を何週も回って
おりました...。大村益次郎...長州出身の洋学者、兵学者、医師...多方面で天才的な仕事を為す...。

幕末~明治に掛けて、様々な改革(軍隊など)を行うも、最終的には同じ長州の不平分子によって
暗殺...。しかし大村の思想は後輩諸氏に受け継がれ、日本の近代化を大きく前進させた...。近代陸軍
の父など様々な尊称がありますので、国家鎮護の靖国の守り神として建立されたのかと。

幕末~明治、戊辰戦争等によって亡くなられた方々を祀るため、各地に招魂社が建立され、それが
東京招魂社にまとめられて靖国に...。様々な論争がありますが、このことには触れず、ただ国の為
に亡くなった方々への尊崇、鎮魂....。みな一様に平和を祈る。これ以外に訪問目的はありません。

幕末維新の英傑たちの最期をみると、殆どが暗殺、戦死...。時代を大きく変えた方々であるけれど、
皮肉にも彼らの最期は、時代が変わることを拒んだ方々によってもたらされて...。それでも、それが
時代の変革期ということでしょうか。西郷隆盛の言葉、時代を変えるのは始末に困る人...と。