銚子・角巳之・三代目

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東京・富士見界隈③

2022年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

2年ぶりに靖国神社へ行って参りました...。いつ訪れても荘厳な雰囲気と何か物悲しさが漂う
ところ...。また靖国通りの向かい側にある日本武道館~北の丸公園とセットで見れば、学生
時代の入学・卒業式を思い出しますし、千鳥ヶ淵の風景は桜の花の生き様そのものを感じます。

当日は(東京の)桜の開花宣言があり、靖国神社敷地内の標本木も見て参りました...。まだ、
僅かに咲いている程度...。先日の寒空でその後どうなったのかは不明ですが、通常ならこれから
桜が満開に咲き誇り、武道館では卒業生、新入生がこれからの生活に期待を膨らませ...。

コロナ禍に入学、卒業の学生さん方と会う機会が多かったのですが、彼ら・彼女らは入学式、
卒業式がリモート...。授業もリモートで入学したのに学校に行けない...。卒業までの貴重な
時期も学校に行けない...。自らの学生時代と重ねると本当に気の毒であります...。

我々の世代だけが何で...という気持ちも十分に分かりますが、みな生まれる時代を選べない。
靖国神社へ参り、たまたま大正末期~昭和初期に生まれた方々の無念と重なるものを感じます。
極論は避けますが、ただ生きている。それだけで有難い。久々の靖国にてそう感じました。