銚子・角巳之・三代目

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地魚寿司!

2022年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、南房総への道すがら...。鴨川の有名な回転寿司屋さんに行ってみました。大人気店の
ようで1時間待ち...。私せっかちで、並ぶのが嫌いなのですが、せっかくの機会だから並ん
でみようと...。これ大正解でした。本来なら数時間待ちの人気店の意味が良くわかりました。

地魚=白身魚中心であります。かつて掲載したかと思いますが、概ね岩礁等の周囲に生息する
魚(いわゆる地魚)の身は白く、マグロ・カツオ等・回遊魚は赤い。遠くへ早く移動する赤身
の魚は酸素を多く必要とするので血中色素ミオグロビンの含有量が多い(=身が赤い)...。

他方、白身魚はそれほど遠くへ行く必要が無くミオグロビンの含有量が少ない(=身が白い)
マグロ・カツオはマラソン選手。持久力が必要とされ、地魚類は短距離選手。持久力は必要
とされませんが瞬発力を必要とする...。双方の特徴が日本の調理技法と相まって魚は美味しい...。

その他、赤身と白身の違い、料理技法多々あるのですが、本日は省略します。この日の地魚
は、タイ、ヒラメ、サワラ、ホウボウ...同じ千葉県内(外房)であり、銚子でもお馴染みの魚
でしたが、ちょっとした旅気分もあり魚の味もまた格別。春の南房総の醍醐味と思いました。