銚子・角巳之・三代目

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雑魚!

2021年02月17日 | 銚子の魚

銚子港水揚げ直後の小魚類...。ひと括りに“雑魚”なんて言っておりますが、考えて見ればこれは
非常に失礼な表現...。数時間前まで銚子近海を泳いでいた魚たちであり、すべて銚子港水揚げ。
ちょっと小さい、数がまとまらない、処理が面倒くさい...(つい言ってしまう悪いクセです)

小さなホウボウ、イシガレイ、シャコ、カワハギ、白グチ、キス、舌ビラメ...こんな魚が見えて
おります。見る人が見ればこれは宝箱でもあるし、美味しいご馳走の数々...であります。この
魚たちはセリに掛からず、漁師さんのおかずになりました...。ちゃっかりとお裾分け頂いて...。

魚に限らず、市場流通させるためには規格が必要で、一定の数量、安定的な入荷...等々、これは
致し方ない話...。しからば、そういう魚たちは産地(銚子)で、美味しく、無駄なく食べられて
いるのか?というと...。これまた反省しきりであります。

写真の魚は近海の小型底引き船での漁獲ですが、この漁法の特徴は量ではなくて、種類...。
最近流行の多様性という言葉通り、海の多様性を感じる大きな指標であります。最近、揚がる魚
に偏りが...、見たことも無い魚も...。何かの前兆でなければ良いのですが...。