銚子・角巳之・三代目

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妙見様・正門にて

2020年05月05日 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに妙見様付近を通過し、藤棚を前に“下がるほど...”の句を再び見付け、偉人の句碑の前で少々考え事...。
ちょっと前、100年に一度の変革期だと言われ、確かに何かが大きく動いているようだと感じておりました。
そして昨年秋の大型台風にて、この後、世界は変わります...。この言葉がいまだに頭に残っております。

そもそも普通とは何ですか? 安定とは?...、変革とはこういう概念を覆してしまう大きな嵐...。結局のところ
普通、安定...すべて幻想であったことに気付く...。世界は変わる、かつての日常に戻ることはない...。要するに、
今までの慣れ親しんだ生活...が終わる。問われているのは変化を受け入れる覚悟..、と言う事でしょう。

私は今、50歳でありますが、物心ついた時、恐らく(写真:幼稚園)に通っていた頃を起点として今までの、
限りのある時間と場所の中で、見たり、聞いたり、感じたりしたことが重なって今が出来ている。その個人と、
周囲(時代や環境)の関係性の中で、役割を見つけたり、居心地の良い場所を探したりしながら生きている(来た)...。

従前の慣れ親しんだ生活が一変してしまうような、抗うことのできない大嵐が吹いた時、これからを生きるヒントは、
案外近いところにあるような気がしています..。例えば45年前に通った場所で学んだこと。嘘をつくと閻魔様に
舌を抜かれる..とか。そんな幼稚園児でも分かる単純さと、新たなもの(コト)への好奇心。今はまず凌ぐ...ですが。