銚子・角巳之・三代目

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守・破・離

2007年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム

000_0863 ミニバスケットのクラブチームに参加させて頂いております。週三回練習があって、週末は練習試合など。私は週に一回程度しか参加できませんが、この2年、一生懸命に練習する小学生、熱心に指導するコーチ陣を見ながら沢山のことを思いました。確か世阿弥だと思いますが、芸事の成長段階を示した言葉に守・破・離(しゅ・は・り)というものがあります。まず最初は“守”、要するに基本の徹底です。基本の徹底が出来たら、それを一歩進めて(破)、それが更に進んだら師匠の元から離れて独立(離)というものだったと思います。ミニバスを見ていると正にこの守・破・離という言葉を思い出します。基礎の基礎ですから“守”の部分の反復練習をしている訳ですが、何事もこの“守”が最も大切。根気強く反復練習した小学生。1年後には、こんな事まで出来るようになったのか!と驚きを隠せません。反対に“守”の部分が退屈だからといい加減にやっていた子はどんどん差をつけられて、最後はつまんねえや。とこうなります。今週は入社式のラッシュ。全国で85万人の方々が希望に夢膨らませて社会人生活の一歩を踏み出すそうです。私も14年前の事、銚子に帰ってきた2年前の事を思いながら、気持ちを新たにしております。