人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

梅雨明けはいつ?

2006-07-30 21:23:30 | 競馬回顧
 今日関東地方まで梅雨明けしたらしいが、僕の推奨の方は全く不調から明ける気配がない。そして昨日良かった推奨以外の馬券の方も今日は・・・。
 今日の重賞の前にまずは昨夜英・アスコット競馬場で行われた【キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS】(英G1・芝12f)を振り返る。勝ったのは、C.スミヨン騎乗の1番人気ハリケーンラン(牡4・仏・A.ファーブル厩舎)。道中は2番手を追走、最終コーナー手前で一旦は手応えが悪く順位を下げたが、そこから不死鳥のごとく直線内からしぶとく伸び、3番人気エレクトロキューショニストを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分30秒29。日本から参戦したハーツクライ(牡5・橋口厩舎)は2番人気に支持され、直線一旦は先頭に立ったがゴール手前で失速し、エレクトロに1/2馬身差の3着に敗れた。直線で先頭に立った時には“歴史が変わる”とガッツポーズをしたが・・・。それにしてもヨーロッパの馬の底力には驚きである。斬れる脚ではないが、いつまでたってもバテない脚はさすがである。ただハーツクライもアウェーでこれだけ走ったのはとても評価できる。もし【JC】に上位2頭がやってきたら十分逆転が可能だろう。良く頑張りました!!!
 勝ったハリケーンランは、父モンジュー、母Hold On(父Surumu)という血統の愛国産馬。デビューから3連勝して挑んだ【仏ダービー】(仏G1)は2着に敗れたものの、続く【愛ダービー】(愛G1)でG1初制覇。さらに【ニエユ賞】(仏G2)、【凱旋門賞】(仏G1)を共に完勝し、’05年度『カルティエ賞(欧州年度代表馬)』に選出された。8か月の休養明け初戦となった『タタソールズゴールドC』(愛G1)も圧勝したが、前走の『サンクルー大賞』(仏G1)で、6歳牝馬プライド にアタマ差敗れていた。通算成績10戦8勝(G1・4勝)。鞍上のC.スミヨン、管理するA.ファーブル調教師共に同レース初制覇となった。
 では日本の重賞、小倉競馬場で行われたサマー2000シリーズ第3戦【小倉記念】を振り返る。勝ったのは、福永騎乗の4番人気スウィフトカレント(牡5・森厩舎)。2コーナーでは頭を上げ、行きたがる素振りを見せたが道中後方追走。直線に向くと内を突き、7番人気ヴィータローザに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分57秒8は、昨年の同レースでメイショウカイドウが記録した1分58秒0を0.2秒更新するレコード。さらに3着には9番人気ニホンピロキースが入り、1番人気のメイショウカイドウは6着に敗れた。勝ったスウィフトカレントは【日経新春杯】でアドマイヤフジの2着した馬なのだから力はあるには分かっていたが、休み明けの小回りでどうかと不安視していた。しかし55㌔は恵まれていたし、鞍上の好騎乗も手伝っての勝利といえよう。ただ血統的にアサクサデンエンの下で晩成の可能性はある。2着ヴィータローザは勝ち馬と違って大外を回っての強い2着。秋が少し楽しみである。3着ニホンピロキースも距離を克服。これで自己条件にもどれば確勝と考えがちだが、相手なりに走る馬で・・・。僕が本命に推したメイショウカイドウはロスなくの騎乗。コンゴウリキシオーさえ交わせなかったのだから、59.5キロが響いたのだろう。そのコンゴウはもう少し頑張るかと思っていたが・・・気合が乗りすぎていたためだろうか。サイレイジャスパーはメイショウとコンゴウの2頭を相手に絞っていたため、交わしたところで力が尽きてしまった感じだ。
 勝ったスウィフトカレントは、父SS、母ホワイトウォーターアフェア(父Machiavellian)という血統。前述したように半兄に’05年【安田記念】を制したアサクサデンエン(牡7・河野厩舎、父シングスピール)がいる。’03年12月にデビューし、2戦目で初勝利。その後は中距離の特別戦で安定した走りを続け、格上挑戦となった前走の【日経新春杯】はアタマ差の2着に惜敗しており、今回が重賞初勝利となった。通算成績22戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上の福永は、ラインクラフトで制した【阪神牝馬S】に続くJRA重賞制覇で今年5勝目(通算56勝)。管理する森調教師は、ステキシンスケクンで制した【アーリントンC】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算33勝目となった。
今ごろ(PM8:40)安田君たちはUMAPライヴ中だろう。ごっちゃんは今日新潟1Rで降着になっていたけど、出演しているのだろうか? 兎にも角にも成功を祈ってます!!!  
コメント
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