人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

タスティエーラ天晴れ!

2023-05-28 19:07:16 | Weblog

《バスケットボール男子B1・チャンピオンシップ(CS)決勝》第2戦。琉球(西地区1位)が千葉J(東地区1位)を前日に続いて破り、初優勝を遂げた。西地区の所属チームが王者となるのは、Bリーグ創設7シーズン目で初めて。レギュラーシーズン歴代最高勝率を残した千葉Jは、2年ぶり王座奪還とならず。リーグ史上初の《天皇杯》との同一年制覇を逃した。琉球は序盤から激しい守備で千葉Jの攻撃を抑え、前半を40-31で折り返した。第3クオーター途中に逆転を許したものの、再びリードを奪い返して最終クオーターへ。そのリードを広げ、守り抜いた。琉球は昨季、初めてCS決勝に進出したが宇都宮に敗れた。今年の《天皇杯》決勝では千葉Jに屈した。それぞれの悔しさを晴らす“ダブルリベンジ”となった。天晴れ!
《大相撲夏場所千秋楽》。前日に8度目の優勝を決めた横綱照ノ富士は大関貴景勝を押し出し、14勝1敗で1年ぶり復活優勝の場所を締めくくった。関脇霧馬山は、関脇豊昇龍に下手投げで敗れ、ともに11勝4敗。関脇大栄翔が関脇若元春を突き倒し、10勝に到達。若元春も10勝5敗で、4関脇は全員2桁白星を挙げた。三賞は、技能賞に霧馬山と若元春。殊勲賞には、照ノ富士から金星を挙げた明生が選ばれた。敢闘賞は該当者がいなかった。尚、十両は豪ノ山が落合との優勝決定戦を制した。千秋楽を終え、日本相撲協会は関脇霧馬山(27)(モンゴル出身、陸奥部屋)の大関昇進を諮る臨時理事会を31日に開催することを決めた。理事会で昇進が見送られた例はなく、これで昇進が事実上決定した。モンゴル出身では6人目の大関となる。

 米国女子ツアー《バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー》4日目。グループステージを突破した16人による決勝トーナメント1回戦と準々決勝を実施。日本勢で唯一出場する古江彩佳はいずれも勝利し、準優勝した昨年大会に続き準決勝進出を決めた。古江は午前中の1回戦で、マジャ・スターク(スウェーデン)を2&1で下した。準々決勝では世界ランキング11位のセリーヌ・ブティエ(フランス)を同じく2&1で破った。ほかにパジャレー・アナナルカルン(タイ)、リン・グラント(スウェーデン)、レオナ・マグワイア(アイルランド)が準決勝進出。古江は準決勝でマグワイアと対戦する。正直、プティエとの試合はパターが悪く敗戦濃厚だった。それでも格上選手に勝ち切るのだから、“マッチプレー女子”と言っていいだろう。あと2勝、ぜひ優勝を!
 国内女子ツアー《リゾートトラスト レディス》最終日。昨季年間女王の山下美夢有が、前週《ブリジストンレディス》からツアー史上初の2週連続4日間大会優勝を達成した。首位から出て、5番終了時には佐久間朱莉に首位に並ばれたが、7番から3連続バーディで抜け出した。5バーディ、1ボギーの「68」で通算21アンダーまでスコアを伸ばし、後続に4打差をつけて逃げ切った。山下は今季3勝目、ツアー通算9勝目で2週連続Vは自身初。生涯獲得賞金は史上63人目の4億円突破となり、「21歳299日」でのクリアは稲見萌寧の「22歳332日」を更新する最年少記録。また「95戦」は宮里藍の「82戦」、アン・ソンジュの「87戦」、稲見の「92戦」に次ぐ史上4番目のスピード記録となった。佐藤心結が4位スタートから「67」をマークして17アンダー、今季初のトップ10となる2位。2位から初優勝を狙った佐久間は「73」で15アンダー3位、3位から出た岩井千怜は鈴木愛らと並ぶ4位だった。昨年大会優勝の小祝さくらは7アンダー21位で終えた。強い山下が戻ってきた。現状でライバルがいない無双状態。このままいくと、昨年より勝つかも…ほかの選手頑張れ!

 国内男子ツアー。《~全英への道~ミズノオープン》最終日。5打差5位から出た22歳の平田憲聖が6バーディ「66」をマークし、同学年の中島啓太と通算17アンダーで並んでプレーオフへ。18番(パー5)で行われたプレーオフ3ホール目で、2打目を池に入れた中島がパーパットを外したのに対し、平田がバーディパットを決めてツアー初勝利を遂げた。初日から首位を守ってきた安森一貴は5バーディ、5ボギーの「72」と伸ばせず、金谷拓実と並ぶ通算16アンダー3位で終えた。平田、中島、金谷、安森の上位4人に7月の海外メジャー《全英オープン》の出場権が付与された通算14アンダー5位に蝉川泰果、ジェイビー・クルーガー(南アフリカ)が並んだ。石川遼は「71」で回り、通算8アンダー17位で終えた。優勝した平田憲聖はジュニアの時代から活躍。大阪学院大高校2年の17年には《関西アマ》、大阪学院大学3年時の21年には《日本学生》で優勝している。大学生プロとして臨んだ昨年は《関西オープン》11位で初賞金を得る。《日本ゴルフツアー選手権》では初日2位発進し、最終的には7位で初トップ10を記録。以降も堅実な成績を収め1年目からシード入りを果たした。蝉川や中島に比べ、バーディを多くとる選手ではない。ただ昨年のリカバリー率が9位と若手とは思えない成績。個人的にはこういうプロは好きである。

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第90回日本ダービー】は、D・レーンの4番人気タスティエーラ(牡・堀宣行厩舎)が5番手追走でレースの流れに乗ると、直線で抜け出し最後、外から来たソールオリエンスの追撃を振り切って優勝。【皐月賞】2着から逆転で2020年に生まれたサラブレッド7708頭の頂点に立った。【皐月賞】2着馬の【日本ダービー】制覇は、16年マカヒキ以来7年ぶり12頭目となった。レーンは1954年ゴールデンウェーブの岩下密政以来69年ぶりのテン乗りでの勝利で、タスティエーラの父、サトノクラウンは初年度産駒でのGI初制覇。タイムは2分25秒2。クビ差の2着はソールオリエンス(1番人気)、さらにハナ差遅れた3着にハーツコンチェルト(6番人気)が入った。尚、2番人気スキルヴィング(牡・木村哲也厩舎)は大差の17着で入線。ゴール板を過ぎたあたりでジョッキーが下馬するとゆっくりと倒れ込み、そのまま息を引き取った。JRAはレース後、急性心不全だったと発表した。合掌。

 勝ったタスティエーラだが、展開、ペース、コンディションなどすべてが味方した勝利だった。まぁそれを味方にレーンも素晴らしい騎乗だった。時計が遅いのでいろいろ言う人もいるだろうが、勝つことが凄いのだ。ここは大きな拍手を送りたい。2着ソールオリエンスは、少しバランスの面で内側に倒れる仕草があったらしい。想像以上にスローになったのが・・・。ただただ運がなかった。3着ハーツコンチェルトは松山の好騎乗。スタートの出遅れを上手くリカバリーしていた。馬も力を出しきっていたので、もう少し流れれば・・・。レースの終盤、僕はこの馬が勝つのではと思った4着ベラジオオペラ。横山和が内枠を味方にして最高の競馬をした。この馬、これからもっと強くなりそう。5着ノッキングポイントも最後いい脚を使っている。持続的にいい脚を使っていた。元々良血馬、これから楽しみ。
 タスティエーラは、父サトノクラウン、母パルティトゥーラ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は5戦3勝。重賞は今年の【弥生賞ディープインパクト記念】に次いで2勝目。堀宣行調教師は15年ドゥラメンテに次いで【日本ダービー】2勝目、D・レーンは初勝利となった。まさか、サトノクラウン産駒が初年度からダービー馬が生まれるとは…。またこの馬キャロットで2800万円の馬、十分手が出せた。一口馬主の方々おめでとうございます。

 今日の一口はクイーンレベッカが東京2R【3歳未勝利】(1400mダート)に出走して16着となった。調教が良かっただけに期待していたが…。管理する田嶋俊調教師によると「なかなか上手くできなったこと申し訳なく感じています。途中までは大人しくしていたのですが、ジョッキーは『返し馬、ゲート裏と進んでいくと嫌がるような、怯えているような様子を見せていました。枠内では問題なかったです』と話していました。砂を被ると顎が上がって、右に左に逃げていて、ゲート裏での様子含めて初めての実戦で戸惑うことが多くあった印象を受けます。今日のこの経験が次につながってくれるはずです」とのこと。今日はたくさんお客さんも入っていたし、仕方ないと割り切ろう。

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