オリックスの山本由伸が、今日の西武戦で自身初の無安打無得点試合を達成。6連敗中のチームを救う快投を見せた。山本は5回に外崎に四球を与えた以外は走者を許さない“準完全試合”。3番オグレディから3三振。4番山川に対しても2三振と牛耳った。9回を1四球のみで、102球の熱投となった。これで、DeNAの今永昇太が6月7日の日本ハム戦で達成して以来、プロ野球86人目、97度目の快挙。今季は4月10日のオリックス戦で完全試合を達成したロッテ・佐々木朗、ソフトバンク・東浜、今永に次いで、早くも4人目となった。西武は今季東浜に続いて2度目のノーノー。辻監督も頭痛いだろう。
野球の話題をもう一つ。セ・リーグがとんでもないことになるかも…。今日の試合、強いヤクルトはまたしても逆転劇。中盤に一気に牙をむき7連勝、球団記録更新の10カード連続勝ち越しを決めた。貯金も今季最多の貯金「21」で、6月中では球団初の強さとなった。またこのところ、調子を上げてきた阪神。今日のDeNA戦も投打がかみ合い、連勝を「5」に伸ばした。3位の広島がヤクルトに敗れたため、入れ替わって今季初めて3位に浮上した。 自力優勝の可能性は消えたままだが、借金を4まで減らし、勝率5割を射程にとらえている。そして一方巨人は今日の中日戦。今季初となるサヨナラ負けを喫し4連敗。ヤクルトとの差は早くも9ゲームと広がった。最大11あった貯金もわずか3、このままいくと、ひょっとしたらヤクルト1チームだけが貯金を持つという可能性さえある。アンチ巨人の僕もさすがにそれは面白くない。ヤクルト以外の5チーム、とりあえず頑張って!
ゴルフの話。海外男子メジャー《全米オープン》第2ラウンド。松山英樹は2バーディ、2ボギーと連日の「70」を記録し、通算イーブンパー24位タイとなった。小平智は通算5オーバー82位タイ、星野陸也、アマチュアの中島啓太は通算8オーバー121位タイ、出水田大二郎は通算10オーバー131位タイ、杉山知靖は通算12オーバー141位タイ、香妻陣一朗は通算13オーバー144位タイで予選落ちを喫した。先週の日本ツアーの時も書いたが、20を超えるアンダーが出る大会なんかやっているからこの体たらく。男子ゴルフは真剣に考えるべきだと思う。メジャー3勝目を狙うコリン・モリカワ(米)、ジョエル・ダーメン(米)が通算5アンダー首位タイ。通算4アンダー3位タイにローリー・マキロイ(北アイルランド)、連覇を狙うジョン・ラーム(スペイン)らがつけた。ザンダー・シャウフェレ(米)は通算1アンダー16位タイ、ブルックス・ケプカ(米)は通算イーブンパー24位タイ、ジャスティン・トーマス(米)、ダスティン・ジョンソン(米)は通算1オーバー31位タイ、ブライソン・デシャンボー(米)、ジョーダン・スピース(米)は通算2オーバー40位タイで3日目へ向かう。一方、キャメロン・スミス(豪)は通算6オーバー98位タイ、ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)は通算7オーバー109位タイ、フィル・ミケルソン(米)は通算11オーバー134位タイで予選落ちとなった。松山、チャンスは十分あるのでぜひ頑張ってほしい!
国内女子ツアー《ニチレイレディス》第2ラウンド。ルーキーの佐藤心結(みゆ)、西村優菜、森田遥がトータル11アンダーまで伸ばし、首位タイで決勝ラウンドに進出した。トータル8アンダー・4位に稲見萌寧。トータル7アンダー・5位タイには2週連続優勝がかかる山下美夢有、有村智恵、竹内美雪、金澤志奈、ささきしょうこが続いた。復活を期す堀奈津佳は「70」をマークし、トータル6アンダー・10位タイで最終日を迎える。昨年覇者の申ジエ(韓国)はトータル4アンダー・20位タイ。原英莉花はトータル3アンダー・31位タイで予選ラウンドを通過した。優勝争いは西村、稲見、山下のような気もするが、是非佐藤心と復活目指す堀奈には頑張ってほしい!
米女子ツアー《マイヤー・クラシック》第2ラウンド。5人が出場した日本勢は、畑岡奈紗が最上位の17位で決勝ラウンド進出を決めた。66位から出て5バーディ、ボギーなしの「67」と5つ伸ばし、通算6アンダー。首位には14アンダーまでスコアを伸ばしたジェニファー・カップチョ、12アンダーで2位には復帰2戦目のネリー・コルダとは少し差はあるが、まだあと2日あるのでひょっとしたら…。野村敏京は3アンダーの55位、古江彩佳は2アンダーの67位で決勝ラウンド進出を決めたが、笹生優花はイーブンパーの91位、渋野日向子は4オーバーの129位で予選落ちとなった。畑岡、野村、古江頑張れ!
明日の予想。東京メイン【ユニコーンS】は7番リメイク本命。デビュー戦を勝利したとき、大物になると惚れ込んだ馬。人気だが仕方なし。相手は1,3,5,6,11,12番。阪神メイン【マーメイドS】は大穴4番ラヴユーライヴを狙う。重賞の前走は着差ほどは差がない。元々ラヴズオンリーユー、リアルスティールの全妹。GⅢならいつ勝ってもおかしくない良血馬だ。ハンデも53㌔で得意の阪神なら…。相手は1,3,4,6,11,12番。函館メイン【UHB杯】は5番シュアーヴァリア。前走の1400mはやはり長すぎた。1200mに戻り、洋芝も苦にしない。自在があるのも心強い。相手は3,6,10,11,12,14,15番。
明日の一口馬は昨日も書いた4頭。阪神1Rにラブリアージェ、阪神7Rにヴィオマージュ、東京7Rにホワイトクロウ、函館10Rにアースライザー。馬主の欲としては2勝、掲示板2頭なのだが、果たして…。