米大リーグで注目されていたFA投手2人の動向が決まった。まずは今季のナ・リーグ最多勝右腕で〖ワールドシリーズ〗最優秀選手のスティーブン・ストラスバーグ(31)はナショナルズと7年間の再契約を結んだ。メジャー公式サイトによると、投手史上最高(この時点)の総額2億4500万ドル(約267億円)の超大型契約。従来はプライス(レッドソックス)の2億1700万ドルだった。平均年俸3500万ドルも投手最高額(この時点)となった。もう一人の注目投手。アストロズからFAとなっていたゲリット・コール(29)は、ヤンキースとストラスバーグを超える投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約352億円)の超大型契約を結んだ。今季20勝5敗で、リーグ首位の防御率2.50、326奪三振の成績を残した剛球右腕。前日のストラスバーグの最高額での再契約を塗り替えたばかりか、年平均3600万ドルは、エンゼルスのM・トラウトの3551万ドルを抜いてメジャー最高額となった。この結果、ヤンキースは先発陣も強化され11年ぶりの〖ワールドシリーズ〗進出が一気に近づいてきた。ただ日本人ファンからすると、そう喜んでばかりではいられない。田中将大は来オフに7年契約が終了する。現状ではコール、セベリーノに次ぐ3番手となる可能性が高く、そうなると渡米時の7年総額1億5500万ドル、年平均2200万ドルのような大型契約をオファーしてもらえるか微妙となるからだ。まぁ、来季はコール、セベリーノに負けない成績を上あげればいいのだが…。
メジャーの次は日本の野球。オリックスが新外国人選手として、米大リーグ通算282本塁打のアダム・ジョーンズ外野手(34・ダイヤモンドバックスからFA)の獲得を発表した。年俸は2年総額800万ドルプラス出来高200万ドル(約8億7200万円プラス出来高2億1800万円)の契約。背番号は「10」。球団助っ人史上最高額の条件を提示し、超大物をゲットした。破格の金額が大きな期待の表れ。オリックスの助っ人史上最高額の条件。出来高も含めると2年総額10億円超えの大型契約で、メジャーリーガーのスーパースターを獲得した。僕のイメージは3拍子揃った勝負強いいい選手。性格も真面目でリーダーとしても文句なし。楽天にいたアンドリュー・ジョーンズみたいになる可能性がある。これがいることで他の外国人選手もレベルアップしそう。ただ最近は少し打撃が荒くなっているので、日本人のボールの変化球に苦労するかも…。ただ観る価値はある選手だ。オリックス凄いぞ!
プロ野球の話をもうひとつ。広島の今村猛投手(28)と女子プロゴルファーの佐伯三貴(35)が真剣交際していることがわかった。2人は共通の友人を通じて3年ほど前に知り合い、今村の趣味がゴルフ、広島出身の佐2人が大のカープファンということもあって急速に距離が接近した。オフには同じハワイで自主トレを行うなど親交を深め、昨年から自然な流れで交際が始まったという。今オフに結婚の予定はないが、今村は東広島市内の佐伯の自宅を訪れたこともあり、家族とも懇意という真剣交際。佐伯の今季最後の試合となった11月に愛媛・松山市で行われた国内女子ツアー〖大王製紙エリエールレディス〗の応援にも訪れていたらしい。今村は長崎・清峰高のエースとして09年春の甲子園でチームを優勝に導き、同年にドラフト1位で広島に入団。16年には中継ぎとして67試合に登板し、チームの25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。17年には68試合に登板し、一時は抑えも務めた。来季は同じアスリートで7歳年上の佐伯のサポートも受け、あと75試合に迫っている通算500試合登板を目指す。佐伯は東北福祉大に在学中だった07年1月にプロ転向し、同年4月の〖フジサンケイレディスクラシック〗でツアー初優勝。12年には自己最高の賞金ランキング5位となった。プロ13年目の今季限りで第一線を退き、来季からは後進の指導などにもあたるという。人の恋路だから、とやかく言ってはいけないが、女子ゴルファ―ならもっと他にも…。
最後は高校野球。来夏に開催される〖第102回全国高校野球選手権大阪大会〗で初めてシード制が導入される見通しとなった。これまで大阪は47都道府県で唯一シード制を採用してこなかった。15年夏の大阪大会は初戦(2回戦)で大阪桐蔭と履正社が激突し、大きな話題を呼んだ。来夏の大阪大会でシードされるのは16校で2回戦から登場する予定。来春の同大会でベスト16へ進出した学校が夏のシードの対象になる。これまでシード制がなかった大阪は他県と比べ、春の大会のテーマを見いだしにくい状況にあったが、これも改善される。夏の大阪大会は3回戦まで北地区と南地区にブロック分けされ、抽選が行われる。大阪桐蔭や履正社は北へ、近大付や大体大浪商は南に振り分けられているが、仮に来春の大阪大会16強を北地区が独占すれば、北地区だけにシード校が存在することになる。来春の大会で大阪桐蔭と履正社がともに16強入りすれば、夏の両校の対戦は互いに勝ち進めば4回戦以降となる見通しだ。
明日の予想。中山メイン【ターコイズS】は【桜花賞】でおいしい馬券を獲らせてもらった7番シゲルピンクダイヤ。元々マイルがいい馬で、【秋華賞】での好走は力の証し。馬ごみも大丈夫だし、ここは自信の本命。相手は8,11,13,15,16番。阪神メイン【タンザナイトS】は9番ナックビーナス。牝馬で56㌔、中1週は正直きついが、ここではダッシュ力はいちばん。豊で逃げ切る。相手は5,8,10,12,13番。中京メイン【三河S】は2番アメリカンファクト。左回りが圧倒的にいい馬で、ここが勝負の鞍。団野で人気が落ちればさらに面白い。相手は3,4,9,10,12番。
明日は中山12Rで一口エングレーバーが出走する。人気になるが勝ち負けを期待する。一応優勝写真撮影のために中山に行く予定だ!