5月20日に日本ボクシング界にとって注目の試合(トリプリタイトルマッチ)が行われる。世の中の注目は、元五輪金メダリストの村田諒太だろうが、僕が楽しみにしているのはWBC世界フライ級1位比嘉大吾(21,白井・具志堅スポーツ)である。同級王者ファン・エルナンデス(30,メキシコ)に世界初挑戦するが、王者奪取となると、ジムにとっては初の世界王者誕生となる。また比嘉はこれまで12銭全勝全KOでの挑戦で、もし奪取なら日本人初の快挙、具志堅会長もできなかった快記録になる。これまで日本のジムから全勝での世界王者は具志堅会長を皮切りに、工藤、三原、井岡弘、鬼塚、勇利、ナザロフ、竹原、イーグル、名城、亀田興、リナレス、内山、井岡一、亀田和、井上、クアドラス、田中、久保の外国人5人を含めて19人いる。その中で最高KO率は勇利の13勝12KOだ。歴史的快挙を達成すると、比嘉は同時に25年ぶりで7人目の沖縄出身世界王者となる。
予想はあす書くが、今週のマイル女王を決める【ヴィクトリアM】では面白い対決が見られる。それは種牡馬3兄弟対決である。母にウインドインハーヘアを持つ種牡馬ディープインパクト、ブラックタイド、オンファイアの産駒馬が対戦するのだ。過去のGⅠでこの兄弟対決があった14年【朝日杯FS】。この時は、ディープ産駒のダノンプラチナが勝利し、ブラックタイド産駒タガノエスプレッソは6着、オンファイア産駒のワキノヒビキは12着となっている。今回はディープ産駒がジュールポレール、スマートレイアー、ミッキークイーン、リーサルウェポンの4頭、ブラックタイド産駒がアスカビレン、オンファイア産駒がウキヨノカゼの計6頭が対決する。顔ぶれみるとディープ産駒が有利のような感じだが、果たして…。
では明日の予想。まずは東京メイン【京王杯SC】。本命は3番キャンベルジュニア。元々重賞通用の力がある馬で、外国人騎手になって成長してきた馬。鞍上はルメールで府中も合う。相手は2,4,8,9,10,13番。京都メイン【都大路S】は4番ベルーフ。【新潟記念】が0.2差、【チャレンジC】がクビ差ならここでは力は一枚上。2000mなら文句なしだが、1800mでもこのメンバーなら大丈夫だろう。相手は1,2,3,5,6,11番。新潟メイン【八海山特別】1番ウインオスカー。前走は勝ち馬の決め手に屈したが、中団からの競馬で見所十分。あの競馬ならここは好勝負だろう。相手は5,8,11,13,14,15番。
GWは惨敗だったが、今週からは絞って勝負する!・・・予定。