人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

木っ端微塵の競馬

2009-11-08 18:38:36 | 競馬回顧

 昨日のゴルフが全くダメで、おまけにアンチ巨人にとってはショックな巨人の優勝。そして今日は、悪い流れを絶つつもりで競馬に臨んだが、見事な返り討ち。それも2重賞は見せ場すら無し。
 今週の重賞を振り返る。まずは今日東京で行われた【アルゼンチン共和国杯】。勝ったのは吉田隼人騎乗の11番人気ミヤビランベリ(牡6・加藤敬二厩舎)。スタート直後から先手を奪い、道中は後続を引き離して逃げると、直線で差を詰められたものの最後まで粘り切り、4番人気アーネストリーに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分30秒9。さらに1.1/2馬身差の3着には10番人気ヒカルカザブエが入り、1番人気ジャガーメイルは5着、僕が本命に推したトーホウアランは9着に敗れている。勝ったミヤビランベリだが、結果的には吉田隼人の好騎乗が勝利を導いたような感じだが、実は強い馬のような気がしている。特に府中の2500mに関してはこの馬に凡走がない。ひょっとしたら、一線級ともこの条件なら・・・。逆にジャガーメイルはそんなに強い馬ではないのかもしれない。ミヤビは春以降、重賞2勝(今日で3勝)に対し、ジャガーは0勝。人気になる分馬券的にもおいしくない。2着アーネストリーは完全な勝ちレースであったが、ミヤビには敵わなかった。本格化はしているものの、そのあたりが今後の課題か。3着サンライズマックスは今日直線で一番いい脚を使っている。しかし今日のところは展開が向かなかった。
 勝ったミヤビランベリは、父オペラハウス、母がアステオン(父ホリスキー)という血統。7番人気で出走した昨年の【七夕賞】で重賞初制覇を飾り、同年のサマー2000シリーズのチャンピオンに輝いた。今年も【目黒記念】を5馬身差で圧勝、【七夕賞】を連覇するなど重賞2勝を挙げている。前走の【札幌記念】は14着だった。通算成績20戦7勝(重賞4勝)。
 鞍上の吉田隼人は、マイネカンナで制した’08年【福島牝馬S】以来となるJRA重賞制覇で、通算5勝目。管理する加藤敬二調教師は、ミヤビランベリで制した【七夕賞】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では25勝目となった。
 一方、京都で行われた【ファンタジーS】は、川田将雅騎乗の8番人気タガノエリザベート(牝2・松田博資厩舎)が、道中は最後方を追走。直線に向いて大外から豪快に追い込むと、先に抜け出していた5番人気ベストクルーズを3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分21秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気グレナディーンが入り、1番人気ラナンキュラスは好位から伸びきれず4着に、僕が本命に推したカレンナホホエミは最下位に敗れた。このレース、松田博厩舎のワンツーで決まったが、勝ったタガノエリザベートの末脚は凄かった。ただこの脚が本物なのかどうかはわからないのが本音。第二のブエナビスタかどうかは次走を見て・・・。2着のベストクルーズは完全な勝ちレース。今日は勝ち馬の脚に敗れたが、このレースが出来るなら、今後楽しみだ。3着グレナディーンもいいセンスの持ち主。ただ現状では前の2頭には少し水を空けられている感じだ。問題はラナンキュルス。何の不利もなかったように見えたレースだったが、一体どうしたのだろう。
 勝ったタガノエリザベートは、父スペシャルウィーク、母ストレイキャット(父Storm Cat)。叔父にゼンノロブロイがいる血統。8月30日の小倉・1200m芝でデビュー勝ちを飾り、【ききょうS】5着、【デイリー杯2歳S】6着を経てここに臨んでいた。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。 鞍上の川田将雅はキャプテントゥーレで制した【朝日チャレンジC】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算15勝目。管理馬によるワンツーフィニッシュを決めた松田博資調教師は、ブエナビスタで制した【オークス】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では49勝目となった。
 昨日行われた【武蔵野S】。勝ったのは、アンカツ騎乗の5番人気ワンダーアキュート(牡3・佐藤正雄厩舎)。レース中盤から先手を取ると、直線に向いて後続を引き離し、11番人気ダイショウジェットに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分35秒5。さらにハナ差の3着には8番人気ワイルドワンダーが入り、2番人気マチカネニホンバレは4着、1番人気サクセスブロッケン(僕本命)は10着に敗れている。このレース、ワンダーキュートの強さだけが目立ったものであった。今年の3歳馬は強いが、その中でもこの馬は本当に強い。これからまだ成長しそうだし、楽しみな一頭だ。それにしてもサクセスブロッケン、テスタマッタはどうしたのだろう。
  勝ったワンダーアキュートは、父カリズマティック、母ワンダーヘリテージ(父Pleasant Tap)。半兄にワンダースピード(牡7・羽月友彦厩舎、父キンググローリアス)がいる。今年1月のデビュー戦を勝利で飾ると、その後もダート戦で勝ち星を重ね、オープン入り初戦となった前走の【シリウスS】で重賞初制覇。今回の勝利で重賞2連勝となった。通算成績11戦6勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)。
 鞍上のアンカツはビービーガルダンで制した【キーンランドC】に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算68勝目。管理する佐藤正雄調教師はワンダーアキュートで制した【シリウスS】に続くJRA重賞通算2勝目となった。

 来週は【エリザベス女王杯】。当日は七・五・三だし、この3つの数字には注意しよう。そういえば、今日のメイン【アルゼンチン共和国杯】は原監督の「8」番が2着、【ファンタジーS】は松井秀の「5」枠、「10(5+5)」番のタガノエリザベスが勝利した。また昨日の【武蔵野S】も勝ち馬は「5」番ワンダーキュートが勝利した。まぁ無理に合わせた結果論だが、そうやって馬券を獲っている人っているんだよね。

コメント
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