風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

生まれ変わったら

2024-08-26 | 風屋日記
自分のこれまでの人生は概ね満足だし
後悔がないほど充分に楽しかったけどさ、
でも「こんな人生送ってみたかったな」ということはある。

まず、今の仕事をするには少々遠回りしすぎた。
若い頃からもっと深くこの業界で仕事をしてみたかった。
まぁその代わり、企業経営や人事、財務など
様々な仕事は経験できたけれど。

進学先として大学を選ぶ際
文学部などの文芸系しか当時は眼中になかったけど
文化人類学や社会学も面白そうだなぁ。
学芸員という道もある。
今の仕事の中にはそれに近いものもある。

この10年ほどで興味を持ったのは建築の仕事。
今高校生だったらそっち方面に進むのも良かったかなぁ。
建築は建物を建てるだけの仕事にあらず。
まち全体をデザインしたり、文化も作れる。

そして、ここまで書いたことと全く関連しないが
実は小さい頃から船乗りにも憧れていた。
最初に興味を持ったのは「長靴下のピッピ」を読んでから。
見知らぬ国を知ることに面白さを感じた。
今でも船が好きだけれど
子どもの頃と違い、あまり大きくない遊覧船や連絡船に憧れる。
観光地を巡ったり、湖を渡る遊覧船や離島同士を結ぶ船。
先日テレビで見た、瀬戸内海の島々を巡る療養船もいいなぁ。
厚くペンキが塗られたデッキで感じる潮風。
見渡す限りの水面を割っていく波形。
乗客との会話、桟橋で手を振る人たち。
老船乗りって姿もいいよね😁
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