風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

今日のYahooニュースより

2005-06-19 | 風屋日記
 自民党の武部勤幹事長は19日のテレビ朝日とNHK番組で、
 郵政民営化関連法案に反対する自民党議員について
 「反対の仕方によるが、覚悟を決めてやってもらわなくてはならない」と述べ、
 解散総選挙になった場合、採決で造反した議員は公認しない可能性を示唆した。(共同通信)

脅して従わせようとする方もどうかと思うが、
それに腰が引けておとなしくなる議員がいるとしたら情けない。
図らずも日本の政治レベルの低さを露呈してしまった格好。
議論以前の問題だね。
それにしてもこんな幹事長がいる政党・・・でも投票する人いるんだなぁ。


 人気キャスター、久米宏(60)が、
 司会を務める日本テレビ系「A」(日曜後7・58)について、
 降板の意思を番組スタッフ側に伝えていたことが18日、明らかになった。
 4月に鳴り物入りでスタートしたものの平均視聴率は約7・9%と低空飛行を続け、
 打ち切りの声もささやかれる中、番組存亡の重大な局面を迎えた。
 2月の復帰会見で
 「テレビは面白いか、面白くないかの2つ。
 面白くないと思ったらすぐ辞める」と宣言していた久米。
 かつての“視聴率男”の降板発言で、
 番組の存続に赤信号が灯った格好だ。(サンケイスポーツ)

ブジ VS ライブドアの時、確か「放送事業は公共、公正、中立」という意見を
放送各局の見解として聞いた覚えがあるのだが、
やっぱり「おもしろいかどうか」「視聴率がとれるかどうか」だったのね。
第二次大戦後のマスコミ会の反省は
「大勢や世論に流されず、体制におもねず、公正、中立を旨とする」
ことだったはずなのに、いつのまに変わったんだろう?
イラクでの人質事件や自衛隊派遣、最近の東アジア情勢など
「公正」「中立」よりも世論に迎合した報道や意図的な報道姿勢を感じるのは
私の気のせいなのだろうか。
結局、世論とは違う姿勢の報道は「視聴率が取れない」のか?
だとすればマスコミの姿勢は、戦前となんら変わっていないことになる。

「A」はとてもおもしろい。
アジアの中での相互理解という立派なコンセプトもある。
こういう番組が増えて欲しいと思っているのだが、視聴率が取れないとダメか?
これまた図らずもマスコミのレベルの低さを露呈している。
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