風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

純粋なギモン

2020-03-07 | 世界・平和
イベント自粛要請、小中高校休校要請・・・
「議員はパーティーやってんじゃん」とか「休業補償はどうなる?」とか
「子どもたちを家に閉じ込めておけるのか?」とか
「観光業、輸送業、エンタメ業界が壊滅的な被害」とか
「すべて対応が後手後手じゃん」とか「日本経済はもう終わりだな」とか、
言いたいことは山ほどあるが、それはともかく棚に上げて考えてみる。
(よほど大きな棚がないと上げられない)

2月中旬からずーっと「この1〜2週間が山場」と言われ続けて1ヶ月弱。
「この1〜2週間」がいつまでも続いている。
さて、この「山場を超える」のは一体いつなのだろう。
何を根拠に「超えた」と言えるのだろう。
「感染者が急増中だから」という理由での「緊急事態」ならば
感染者が減るというのが一つの基準なんだろうけど、
そのためには人数把握が最も大事なことじゃないのかな?
その割には、
例えば検査を受けた人数が全国最低の岩手で4人と言われる。
いずれも陰性だったために、岩手での感染者は0。
しかしそれは検査していないからであって
東京だろうが、北海道だろうが、和歌山だろうが検査しなければ0だろう。
検査しているところと、していないところがある状況の中で
「山場」はどうやって決められるのだろうか。
いつ緊急の事態が解除されるかわからない状況の中で
粛々と自重している日本人は基本的に真面目なんだろうなぁと思う。
とにかく「解除」の基準をわかるように説明して欲しい。

今こんなことを書くと「非国民」とバッシングされそうだけど(笑)
ちょっと待った。
どこかで聞いたことがある状況だぞ、これは。
「『非常時』だからみんな政府の言うことに唯々諾々と従え」
「いま異を唱えるべきじゃない」
「国民一丸となってこの国難を乗り越えよう」
がだんだんエスカレートし
「欲しがりません(ウイルスに)勝つまでは」
になるような気がしてならない。
コメント (2)
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