風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

4月1日

2016-04-01 | 風屋日記
YAHHO!JAPAN ニュース

・憲法9条が国連憲章に 安保理決定

 国連安全保障理事会が1日開かれ
 日本国憲法第9条の趣旨をそのまま生かした
 国連憲章作成を開始することを全会一致で決定した。
 このニュースは同日日本政府にも知らされ
 安倍首相は「世界の趨勢に逆らうわけにはいかない」と
 憲法改正への取り組みを断念することを決定。
 その流れから憲法違反が疑われている
 集団的自衛権行使を含む安保法案の廃案検討を関係省庁に指示した。
 なお、同国連憲章はこれまでのものと違って拘束力を持ち
 違反した国々には国連主導のもとで制裁が加わることになる予定。
 ノルウェー政府はこの報を受け、
 憲法9条が今年度のノーベル平和賞の最有力候補であることを認めた。


・シリア全面停戦へ ISも合意

 三つ巴、四つ巴の内戦が続き、難民問題も深刻化していたシリアで
 対立し合っていたアサド政権、反政権強硬派、クルド人勢力、ISの4者が
 同じテーブルについて協議を重ねた結果
 即時停戦と新たな国の枠組みづくりで合意に達した模様。
 合意内容は
 「アサド大統領の退陣」「政府側、反政府側双方による連立政権発足」と
 「シリア、イラク、トルコのそれぞれ一部割譲による
  IS国家、クルド国家の独立」という3点。
 これにより、今後の協議はイラク、トルコも含む6者に
 国連も関与して進められる予定。
 イラク、トルコ共に「暴力が無くなるなら」と前向きな姿勢を見せている。


・クリントン氏米大統領事実上当確

 現在行われている米大統領選挙において
 過激な発言で支持を集め、
 共和党候補者レースのトップを走るトランプ氏に関し、
 「このままでは共和党の品性が問われる」と
 同党主流派が民主党候補者であるクリントン氏支持を表明。
 両党が共闘するのは極めて異例のことであり
 これで事実上大統領選挙の趨勢は決定した形となった。
 自らの過激発言や暴言により、トランプ氏はババを引いた形に。


・地方発日本の曲がグラミー賞

 グラミー賞を主宰するNASASが
 今年度の最優秀レコード賞に日本で発売された
 地方の無名ミュージシャンの曲を選定したと発表した。
 世界的に最も権威ある同賞に輝いたのは
 昭和なデパート食堂として全国的に知られる
 岩手県花巻市にあるマルカンデパート大食堂を歌った
 地元シンガーソングライターの宮澤勝彦氏の「マルカン・ブギ」
 おりしも同食堂は世界遺産登録が検討されており、
 名物である10段重ねソフトクリームを箸で食べる食べ方も
 ユネスコ無形文化財登録が審議されている。
 宮澤氏は「これがきっかけで街に活気が出てくれれば」と
 満面の笑みで喜びを語った。
 なお、同賞はこれまで米国内で発売された楽曲のみが受賞しており
 同国内で発売されいない海外からの受賞は初。

                    (以上 爺通信)
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