風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

平和は政治では実現できない

2008-04-28 | 風屋日記
桜が例年より10日から2週間も早いと思ったら
何とりんごの花ももう開きそう。
いつもの年はGWも明けた5月の中旬なんだけど。
品種によっても違うらしいけど
もうりんご畑全体がピンクがかって見えている。
今年のGWは桜ではなくりんごで花見かな。
(この写真を撮った位置から1歩下がれば我が家の敷地。
 こんなところに住んでます ^-^)

    ◇      ◇      ◇

ある、政治を志している若い人のブログから一部引用。

イラク派兵をやめさせるために訴訟を起こしたりする運動が全国各地で繰り広げられているというが、自らの偏屈なイデオロギーを実現して溜飲を下げるための反対運動としか思えないのは私だけでしょうか?立川の自衛官宿舎でのビラ配りといい、今回のことといい、誇りを持って活動している自衛隊員や家族たちもきっと少なからずいると思うのですが、そういう人たちへの配慮なんて彼らにとっては関係ないんでしょう。もちろんカッチカチの右翼は胡散臭いですが、『平和』という言葉を掲げていれば絶対正しいと思って思考停止している人たちはもっと胡散臭い。その『平和』を実現するために現実にどのようなことをしなければならないのか?現時点では、その「現実にどのようなこと」について真剣に議論している政府に分があるのは明らかです。

平和のために現実的に何をするか
答は簡単だ。
武器を持たなければいい。
「平和のための抑止力たる武力」
「相手に媚を売らず、強く主張する外交」
「お互いを守りあう(笑)同盟関係」
(と言いつつ経費はこっち持ち)
なんていう「現実的」な
そして「政治的」な方法など必要ない。

昨日の朝日新聞で紹介されていた本の書評を読み、
その一節の言葉に目からウロコの気持ちだった。
「平和は政治では実現できない。
 文化活動でこそ。
 戦争になりそうな風向きには
 命を賭して闘います」
陸軍軍人から戦後自民党の代議士となり
官房長官・外務大臣・厚生大臣等を歴任した
故園田直氏の奥様、89歳の園田天光光さんの著書より。

「女は胆力」著者:園田天光光 平凡社新書 798円
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする