風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

北京を目指せ!!

2008-04-16 | 風屋日記
昨日から始まった日本選手権水泳競技大会(俗称全日本水泳)。
北京オリンピックへの日本代表選考を兼ねた重要な大会だ。
実はこの大会に、うちの近所の子で
小さい頃からの長男の親友であるマサルが出場する。

小学校1年の頃は長男とマサルを連れ、
3人で弁当持って花巻温泉までサイクリングに行ったり、
(次男はその時あいにく風邪で熱を出していた 笑)
何度かキャンプにも一緒に行ったものだ。
地区の野球のスポ少時代は
マサルがピッチャーで長男がキャッチャーのバッテリー。
小学校代表チーム時代はやはりマサルがピッチャー、主将で
長男はセカンドを守っていた。
ミニバスケットでも一緒のチーム。
もちろん市内水泳大会へも一緒に出ている。
ただしマサルはすでに水泳のJrオリンピックにも出場していて
中学校に入ると水泳部から国体の県代表にもなった。
高校では東北総体で優勝、3年間国体やインターハイに出場。
2年前に日体大へ入学している。

それでもやはり全国の壁は高い。
海外遠征にも参加しつつ、でも大学の代表になることすら大変。
下級生の頃は上下間系に悩み、プレッシャーもあり、
練習がオフの日は合宿所を抜け出して、
何度かうちの長男のアパートに遊びに来たとのこと。
2年になり、合宿所の水にも慣れると文字どおり水を得た魚。
国体予選などで帰って来る度にいつものノリノリのマサル節だ。
今年の年末年始で帰省の時も、長男と一緒に帰ってきて
久しぶりに子分達を連れで近所を泊まり歩いたり、
元旦の神楽を張り切って舞ったり。
(彼の家は代々神楽を伝承しており、実は彼で5代目。
 うちの息子たちを最初に神楽に誘ってくれたのも彼だ)
成人式ではうちの長男と色違いの着物と袴をつけ、
2人一緒に仲良く会場へ出掛けて行ったよ。

その彼が今年出場基準タイムをクリアして
全日本への出場が決まったと、彼のお母さんから聞いた。
仮に日本代表になれなくても、全日本出場だけでもスゴイ。
挑戦権を得たということが素晴らしい。
それでも気持ちのどこかで「何とか代表に」と思ってしまう(^^;
もしもマサルがオリンピックに出ることになったら
小学校の頃に彼と約束したように
何とか休みを取り、旅費を捻出して
熊野スポ少の旗を持って(笑)北京まで応援に行こう。

彼が出場する50m自由形の予選は明日9:30から。
予選7組第8コース 日体大3年 平賀 大(ヒラカマサル)
応援よろしく。
日本水泳連盟webサイト、大会スタートリスト参照)

なお、マサルは妹2人の3人兄弟。
うちの次男と同級生の2歳下の妹も国体やインターハイの常連で、
この春仙台の体育系の大学に進学し水泳を続けている。
8歳で亡くなった私の姪と生前仲のよかった末っ子の妹も
中学時代国体に出場し、兄姉の後を追って同じ高校にこの春入学。
県内の水泳界で知らない人はいない有名な3兄妹なのだ。
コメント (7)
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