風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

妄想の日々

2005-10-14 | 風屋日記
家内からよく「あまり先ばかり見ないで・・・」と言われる。
基本的には楽天的で時間にもルーズなのだが( ;^^)ヘ..
ついつい先回りしてしまう癖があったりする。
「計画的」といえば聞こえはいいが、「妄想」に近いかも?

今うちの長男は首都圏の大学に入るべく受験生まっただ中。
勉強を手伝うわけにはいかないけれど、つい家を離れた後を考える。
「第一志望に首尾よく入れれば寮が充実してるからいいとして、
 第二志望は寮がないから部屋を探さなきゃな。
 初めての一人暮らしだし、学生会館のようなとこがいいかな」
ということで学生会館を紹介するサイトを覗いてみたりする。
「ふむ、この辺りなら学校も近いし生活にも便利か。でも高いな。
 ちと遠いけどココなら安いしネット環境も充実・・・と」
その時の私の頭の中はすでに第二志望に合格が決まっている(笑)
たまに国際交流団体やNGOなどの関係の学生寮をネットで見つけると、
つい金額や周囲の環境などもチェック!!
まだセンター試験すら3ヶ月も先・・・早過ぎ(^^;

次男はまだ高校1年。入学して半年だ。
学校の先生方は「2年半後を見据えて」とお話になるが、
私はといえば更にせっかち。
「この成績ならもうちょっと頑張ればココに入れるか?
 体育会の硬式野球部はどうだろう」
本人はまだ「どーしよーかな」と言っている段階なのに
私の中ではもう大学で野球することになっている(笑)
「野球するとなかなか帰省はできないかな。
 たまにこっちから試合を見に行ってみるか」
おいおい、どこに見に行こうと言うのだ?

「あなたがそうやって先走った話ばかりするから
 次男はプロセスを学ぶところを飛び越えて頭でっかちになるのよ」
家内の厳しい声が時々飛んではくるが、
残念ながら妄想の最中には何も聞こえないぞ(笑)
毎日夕食後、男3人で妄想に励む楽しさよ。
「おい、ココに入れば甲子園で活躍した○○選手が先輩だぞ」
「おー!!でもこっちだと△△選手と一緒だし」
「なんかオレも引退したら野球したくなってきたなー。
 第二志望だったら野球やっかな。」
「うんうん、部員不足らしいからすぐレギュラーだぜ」
いつまでも続く親父と息子達との3人の会話・・・

「ホラ、バカな夢ばっか語ってないで、
 長男は勉強、次男は課題、お父さんは茶碗洗ってちょーだい!!」
ハイハイ・・・
コメント (6)
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