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風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

イントロだけで当時の景色が見える曲

2023-03-01 | 音楽
佐々木幸男さんの「君は風」は
高校2年の時のラジオ番組「コッキーポップ」で
一時オープニング曲として毎日流れていた。
将来への漠とした不安、文筆修行のための都会への憧れ。
部活などに青春を満喫していた同級生たちへの後ろめたさ。
とにかく毎日文庫本を買ってきて読みながら
ラジカセのイヤホンから流れるこの曲に耳を澄ましていた。


同番組のオープニング曲は数ヶ月で変わった。
「君は風」の前だったか、後だったか
いずれ高校2年の6月ごろはこの曲だった。
八神純子さんが、自作の曲じゃないために歌うのを拒んだとか。
でも、オリジナルよりポップなアレンジで歌われたこの曲は
彼女の澄んだ歌声がよく合っていた。


もちろんデビュー曲?となった「思い出は美しすぎて」も
サンバのリズムに艶っぽいギターのイントロが印象的。
これもまたオープニングに使われたはず。
2曲も選ばれた八神さんもすごい。


そして、全くジャンルは違うけど
NHK-FMの番組「クロスオーバーイレブン」のオープニングで
これまた耳に残っていたのはコーネルデュプリーのこの曲。
「これはなんという曲なんだろう」と思い
よく行っていたジャズ喫茶のマスターに教えられたのも懐かしい。
あの店エル・グレコの熱々のコーヒーまで目の前に蘇る。

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あの日から28年

2023-01-17 | 音楽
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2023-01-16 | 音楽

楽器をうまく弾く人に憧れる。
ギターでも、ベースでも、ピアノでも、ドラムでも、
ブラス系やストリングス系、パーカッションや三線など・・・。
その楽器を歌わせる演奏に憧れる。
たまに一緒に練習したりライブを行ったりする家人からも
「もっと練習したら?」とも言われる。
もう少し自分の生活(というか仕事)に精神的余裕ができたら
改めてギターを習いたいなと思っているし
三振の練習もしたいという気持ちももちろんある。

でもね。
基本的にワタシは歌いたいヒトなのさ。
今のところのギターのウデでも、まぁ歌の伴奏ぐらいにはなる。
そこからもう1歩踏み出していないのは、そのためかも知れない。
そういう意味では、バンド演奏があって歌えるのが一番いい。
(アイコンタクト交わし合いながら演奏するのが楽しいので
 カラオケじゃないんだなぁ)
もちろん自分の力量でいいのであれば
ギター弾きながら(あるいは三線弾きながら)歌うのもいい。
とにかく歌いたいのさ。

ハーモニーが好きだから合唱でもいいんだけど
そっちの世界はブラックスーツ着て、ボウタイつけて・・・
それがちょっとパス。
好きなスタイルで自由に歌えるなら合唱もやぶさかではないけど、
それよりはゴスペルなんかの方が合う気がするんだ。
きれいにハーモニーが決まった時の快感は
たぶん楽器演奏では(ワタシは)味わえないものだ。
1度だけギターソロ取ったことがあるけど、緊張と反省ばかり。
歌のような達成感や満足感は感じることができなかった。
楽器を歌わせることができれば違うのかも知れないけどね。
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三線の日?

2023-01-11 | 音楽

11月11日は「I」が4本でベースの日というなら
1月11日は三線の日だべ😁(11月1日も)

最近はギターですら何かしら出番がないと出さないから
三線となるともっと出番が少ない。
(母ちゃんは練習してるけど、私の三線はいつ以来出してない?😅)
たまに機会があるときに「ジントヨー」とか「谷茶前」とか
あるいは馴染やすい「童神」なんかをさらりと演れればいいんだけどね。
「てぃんさぐぬ花」はちょっとおさらいすれば大丈夫だと思うけど。
今日ぐらいは少し爪弾いてみるか。
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拝啓 坂本龍一さま

2023-01-07 | 音楽




初めてあなたと出会ったのは
高校2年の時か3年の時か、音楽雑誌の記事でした。
あなたのデビューソロアルバムの広告で
都会的でお洒落な服を着たあなたは
泡だらけのバスタブの縁に腰掛けていました。
東京芸大の大学院卒業という経歴に
「それでポップス枠なの?」と驚いた覚えがあります。
それでもはっぴいえんどやティンパンアレー、
シュガーベイブやムーンライダースなどが好きだった当時の私は
その分野に新しい才能が加わったと注目したものでした。

私が大学入学後
ティンパンアレーの細野さんや
サディスティックミカバンドの高橋幸宏さんとともに
YMOを結成して、ピコピコサウンドを世に出した時には
とても驚きました。
「イエローマジック」という言葉は
ティンパンアレーのアルバム「キャラメルママ」の中の
細野さんが作った曲で見ていましたが
そのワールドミュージック的サウンドとはまるで違う。
個人的にはピコピコサウンドは趣味には合わなかったのですが
(どっちかいうとスネークマンショーの方が面白かった😅)
その実験的な取り組みは興味深く見ていました。

YMO後は「ラストエンペラー」や「戦場のメリークリスマス」など
映画音楽の世界で元々のあなたの音楽が表現され、
(それらの作品ではなんと役者まで)
なんとなくしっくり腑に落ちた想いを抱いたものでした。
相変わらずはっぴいえんどファミリーともいうべき
昔の言い方をするとニューミュージックの世界を聴いていましたが
ことあるごとに視線に入ってくるあなたの活躍は
その世界(に留まらないが)には欠かせない重要ピースでした。

病に侵されていると知ったのは5〜6年前。
そして一昨年ごろからかなり悪いとの情報を見ていました。
そんなあなたがNHKで演奏する番組があるという。
もしかしたら最後になるかもと
一昨日は録画もしてテレビにかじりつきました。
少し痩せてやつれた感じながら、
変わらず風貌とお洒落で都会的なスタイル。
1音1音、噛み締めるような演奏は
音の合間の空気感や、実際には聞こえない呼吸まで
心に沁み渡ってきました。
演奏を聴きながら、鼻の奥がツンとしてきました。

もちろん奇跡の恢復を心から願うところではあるのですが
それでもあなたらしいあんな終え方があるのだなと
その淡々としたスタイルに、改めて憧れを抱きました。
じぶんにもそう遠くなくやってくる老いと最期。
できるかどうかわかりませんが
それを目指したいなと思いました。

番組の最後、
演奏を終えてフッと息を吐き出した姿で「カット」がかかり終了。
見たことのない番組の終わり方で余韻を残してくれた
NHKの演出にも拍手でした。
すてきな演奏と番組をありがとうございました。

敬具
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「スカイレストラン」

2022-12-18 | 音楽
作詞:荒井由美、作曲:村井邦彦、歌:ハイファイセット

この歌詞はもともと「あの日に帰りたい」のメロディだったとのこと。
ところがとあるドラマの主題歌になることとなり
ドラマの内容に合わせて歌詞を付け替えたのが「あの日に帰りたい」。
その後、ボツとなったこの歌詞がもったいないと
ユーミンやティンパンアレーを見出した音楽プロデューサーの村井邦彦が
この詞に改めて曲をつけたのがこの曲。
都会的なメロディラインとアレンジ、山本潤子さんの透き通った声。
こっちも原曲となった「あの日に帰りたい」と同じぐらい
自分の中ではBEST10に入るぐらい好きな曲だ。

最近、世界的に日本のシティポップが人気らしい。
それは上記2曲聴いただけでもわかる。
ユーミンやティンパンアレーのほかにも
オリジナルラヴの「接吻」やシュガーベイブの「ダウンタウン」、
個人的には東京JAPの「摩天楼ブルース」や
門あさみの「月下美人」、南佳孝の「日付変更線」なんかもいい。
寺尾聡さんや稲垣潤一さんもカテゴライズされるのかな?
大瀧詠一さんをこのカテゴリーに入れるのは
たぶん大瀧さんご本人は不満だろうが😅
「雨のウエンズディ」なんかはシティポップだと思うんだ。
自分がリアルタイムでその時代どっぷりだったこともあるけど
今でも現在進行形で好きなジャンルだから
「最近ブーム」と言われても「いまさら」と笑えてしまうんだなぁ。
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ひと足早いクリスマスプレゼント

2022-12-16 | 音楽
昨日、マチココ納品を終えて事務所に帰ったら
思いがけないプレゼントが届いていた。



今年行われた、松本隆さんの50周年記念イベント
「風街オデッセイ2022」の公式グッズである
便箋、封筒とステッカー。
そして「ユーミンミュージアム」の公式グッズである
手書き歌詞カード&楽譜(印刷)。
東京に住む、高校の英語教師でギタリストの
こばさんからのプレゼントだった。

思えば「風街オデッセイ2022」の開催もこばさんに教えられ
コンサートそのものにはいけなかったが
知人にwowowで放送された同コンサートを録画してもらい
BRディスクでもらって貪るように観た、聴いた。
ユーミンミュージアムのことも
つい先日こばさんのSNSで知ったばかり。
ありがたい&とても嬉しい。

残念ながら、こばさんイチオシだったJUJUのコンサートは
コロナ禍もあって断念したが
松本さんとユーミンはこのグッズで行ったような気になれた。
でもこの便箋や封筒使えないなぁ😅
永久保存の宝物として持っていようかな。

ユーミンの字は柔らかくて優しい。
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イーハトーブ音楽祭 2022冬

2022-12-14 | 音楽

さて、今週末の告知。
今年もまた例年通り(といっても途中コロナで休んだけど)
このイベントがなはんプラザCOMZホールで行われる。
夏とは違い、出演者を募集する形ではなく
うたごえ広場でみんなで歌ったあと
JAZZ系の手練れ団体による聴き応えある演奏と、
いつも通り今年を締めくくるカツオールスターズのパフォーマンス。
毎年楽しみにしているという方も多いようだ。
2022年の納めに、ぜひお出かけください。
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知る人ぞ知るBlues Singer

2022-12-04 | 音楽
A-Showさんを知ったのはいつだったろう。
もうかれこれ15年ぐらい前かな。
どこかで曲を聴き、すぐにアルバムを買った。
ブルージーでソウルフルな雰囲気。
ハートウォームなオリジナル曲の歌詞。
社会の中で感じるささやかな疑問を歌う懐深い声。
きれいなギターのフィンガーピッキング。
1発で好きになり、買ったアルバムは今も何度も聴いている。
toutubeで見つけた「今夜いつものバーで」は
泣きながら聴いているお客さんがいるほど。
沁みるね。
フルアコのギターも似合う。
確か、もと大阪市の職員だった方で
退職して歌を歌い続けていると聴いたことがある。
最近はどこでどんな活動をしているんだろう。
やっぱり関西中心なのかな。
生で演奏聴きたいな。

彼を知った頃、自分もアコースティックバンドをやっていた。
持っていたアルバムの中で気に入った曲の中の1曲、
「てんつゆ」をそのバンドのレパートリーに取り入れて
何度かバンドで演奏したものだった。
今も家で時々ギターいじる時に爪弾いてみたりしている。
新しいアルバム探してみようかな。
なにせ配信やサブスクにイマイチ馴染めない世代。
メディアで聴きたいんだよね。

 
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「いつも何処かで」

2022-12-01 | 音楽

盛んにテレビや新聞で宣伝していた
桑田佳祐さんのBESTアルバムをやっぱり購入。
知らなかった曲も、サビは知ってるけど全部は初めて聴く曲も。
ただまぁBESTなので、このアルバムのために演奏したわけでもなく
参加ミュージシャン見ると懐かしい名前があったり。
もちろんリミックスはしている感じだけどね。
それと、割に打ち込み使ってるんだなぁということがわかる。
その辺はバンド編成のサザンの曲とは違うところだね。
でも桑田さんとしては、ソロの方が自由度あるんだろう。
「このアレンジはサザンにはないなぁ」と思われる曲もある。

メロディはいかにも桑田節で、
「これは和田アキ子が歌った方がいいかも」と思われるような
いかにも昭和歌謡的ベースラインやブラス。
「こりゃビートルズ・・・というよりポール・マッカートニー?」
みたいな曲もあって遊び心たっぷりだ。
一番刺さったのは歌詞。
相変わらず細かく見るとテキトーに見えたり
なんだかわかりにくい歌詞表現だったりするのだが
ざっくり1曲の歌詞全体を俯瞰して見るようにすると
その意味するところがグイグイ伝わってくる。
割に直截的だよね。

で、しばらくこれを聴き込んでみるつもり。
・・・だけど、自宅のミニコンポが壊れてしまった😅
PCからiPhoneに入れて、車で聴こうかな。
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昭和歌謡紅白歌合戦

2022-10-22 | 音楽

昨夜は友人たちと昭和歌謡縛りでカラオケへ。
ところで昭和歌謡っていったい何だ?
と、改めて考えてみてもよくわからない。
結局ムード歌謡や演歌から
アイドル路線、フォーク・ニューミュージックまで、
何でもありの歌合戦となった。
それでもチョイスした歌は
せいぜい1970年前後から1980年前後まで。
昭和の音楽の奥深さを改めて思い知った感じ。

当然3時間なんてあっという間。
さっそく第2回開催の提案もあった。
たぶん近々😁
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10月の冷たい雨が降る夜に

2022-10-10 | 音楽

youtubeで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の爺さんたちが
実に楽しそうに、ゆるゆるに慣れた感じで
心に響く演奏する動画を眺める。

キューバという国は
スーツとハットでバッチリ決めた爺さんたちが
いかがわしくて、エロくてカッコいい。
肌の露出が多い婆さんたちもマイペースで我が道を行く。
日本では絶対に車検が通らないと思われる
カラフルでビンテージな車が走るまち。
どこかテキトーで、それでも気にしない人びと。
寂れ具合までも風情を感じる田舎。
キューバ。
なんか憧れるよね。
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オノマトペル-はないちもんめセッション

2022-09-06 | 音楽


いやー、すごい💦
はないちもんめ方式でメンバーを次々変え、
遊びを交えて、会場中笑わせながら
でもいきなり一発合わせのセッション。
セッションそのものは何度も見てきてるけど
ひとりひとりのクオリティが高すぎ。
プロの凄さを感じた。
すげぇなぁ😅
いいもの見せて(聴かせて)もらいました。

オノマトペル
Vocal 横澤ローラ、Keyboad&Piano 工藤拓人

Cello 橋本歩、Piano 鈴木牧子
Bass 下田耕平、Drums 竹村一哲

@すぺいん倶楽部
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岩手ツアー最終日

2022-09-05 | 音楽

地元ミュージシャンも一緒に
楽しいセッションになりそうだ😊
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岩手銀行赤レンガ館

2022-09-04 | 音楽

あの雰囲気にぴったりのオノマトペル世界。
ぜひご堪能ください。
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