吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

”ナラ枯れ”(ナラ菌病)と森の小さな動物や虫たちの住ま居や塒(ネグラ)

2023年03月06日 | Weblog

森の木の穴(樹洞)を棲家にしたり 塒(ネグラ)にして生きる小動物は多い。キツネやフクロウなどの鳥類やアカショウビンなどのような渡り鳥などだけではない。クワガタやカブトムシやカエルなどのような小さな虫類もいる。一番多そうなのは、モモンガやムササビおよびリスやイタチなど。アライグマやアナグマも大きな古木樹洞や土の穴などに住んでいよう。

このような里山や森の動物たちと私たち人間も同じ地球や森や海や陸地に住んで、生きる。人間を含むすべての動物や生きものが、一つの地球に生きる。森や林も同じ。人間だけが 好き勝手に 森や樹木や野山の生きものを 自由に伐採したり殺傷していい地球ではない。

バブル(経済)が崩壊した後の 平成に入って30年の景気低迷だけが 事由でもないだろうが、この2~30年の日本(国産)の「木炭」の需給が減少している。ナラ、クヌギやカシ、シイなどの”炭焼き”が激減しているのだ。お陰で これら樹洞を多く持つ広葉樹が 樹齢を重ね巨木化古木化している。

カシナガ(略称)やナラ菌が棲みやすい巨古木広葉樹が、”ナラ枯れ”病を蔓延らせる。除菌伐採されて、森の小動物が 住ま居を追われる。ムササビやリスやイタチなど小動物の棲家”樹洞”がなくなる。人間の森や緑を守る/ ナラやクヌギなどの樹木への”ナラ枯れ”の拡がりを防ぐという行動が、森の小さな生きものたちの住ま居やネグラを奪う。

ある里山や森での“暮らし”を求めて渡って来たアカショウビンが、目当ての樹洞が無くなり、近くの民家のベランダなどに ”塒(ネグラ)がわり”を つくる。

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