吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

公平で平和な世界への”捨石”の年の2011年

2011年12月24日 | Weblog
東日本大震災と福島原発爆発放射能事故やタイの大洪水など災害ばかりが目立った2011年。目を日本から世界に向けると、希望的なことも多い。円高や欧州(ユーロ)危機や世界的な財政金融危機の不安定要素も多いが、多くの独裁者の死亡や女性平和政治家の台頭など、希望につながることも多かった。

2011年5月1日のアルカアイダ・オサマ・ビンラディン氏の死去がハシリだったか、10月20日のリビアのカダフィ大佐の死亡がその兆候をもたらしたのか何ともいえないが、エジプト・ムバラク大統領の辞任やこの17日の北朝鮮総書記・金正日氏の死亡に接するに、戦後東西冷戦からこの半世紀の非民主主義独裁政治の終わりが近づきつつあると感ずる。

2011年11月、長いこと自宅軟禁されていたミヤンマーの民主主義活動家アウンサン・スーチーさんが解放された。米国国務長官ヒラリー・クリントン女史の活躍も見逃せない。2011年度のノーベル平和賞の3人の民主主義運動家も、女性の民主主義や平和への貢献イメージを高めた。リベリアのリーマ・ボウイさんとエレン・サーリーフ大統領およびイエメンのタワッフル・カイマンさんだ。この度のギリシャ発欧州(EU)危機に対応するドイツ・メルケル首相のリーダー役も光る。

残念ながら日本の女性政治家で、国民を惹きつけた方を見ていない。なでしこジャパンのワールドカップ世界一だけが突出していた。お若い橋本徹大阪市長の革新的”若いエネルギー”が希望的ではあるが、一部の役人化した女性知事を別にすると、希望を託せる女性政治家は見当たらない。

2011年の学習を踏み台にして、2012年とポスト2012年の日本を希望的に描き公平と平和な国づくりをすすめてほしいと、40代の若い政治家と女性政治家に”希望”を託す。
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