吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

復興最中のフクシマ相馬市大豆圃場視察の旅

2013年11月02日 | Weblog
2013年10月30日早朝午前7時、事務所着。ルーチン崩しの役目を済まし、東京駅午前9時36分発の東北新幹線はやぶさ9号に飛び乗る。11:10ごろ仙台着。簡単なランチをすまし、高速バスでフクシマ相馬市に向かう。震災直後訪より2年半、阿武隈川を越えたバスは、予定の時間通り相馬市役所前に着いた。

相馬市役所にて、農水省や県お役所の方と農業法人の方々のプレゼンや説明を受け、早速の大豆圃場視察に向かう。きょうは、相馬市の”大豆”耕作事情視察が目的の旅。明日は被災復旧まだまだの海岸側を視察するのだが、本日は少し陸側復旧田畑や圃場の視察なのだ。十分すぎるほどの実りに見える大豆一面、品種はタチナガハ。

東京方面から大豆視察討議に参加した大豆加工食品企業団体関係者10人前後と相馬市農業法人やJA関係者10人ほどに主催いただいた農水省や福島県の職員の方5~6人の懇談懇親会は、近くの「かんのや」さん。かんのやさんのバスで、今夜の宿泊先ホテル「コーラス相馬」に着いたのは、午後9時。それぞれ就寝。

翌朝6時、まだ朝食には早いのでホテル周辺を散策。お世辞にもキレイとは言えないホテル直前の小泉川を見下ろし感動。狭い川を最後の力を絞るように遡上するたくさんのサケの姿。すでに産卵を終えたようだが、2~3メートルの堰が登れない。やっと上っても、すでに生きるチカラを失くしているようだ。動かなくなったサケをつつく渡り鳥が群がっていた。

311の真っ黒な大津波で河の姿も大分変ったであろうこの小さな川に戻り遡上するサケやその最後を啄ばむ渡り鳥、自然の力強さはただ大地震や大台風にだけみられるのではないと思った。津波塩害を復旧し、立派な大豆の耕作にまでこぎつけた相馬市の農家の方々や相馬市の方々に感激と敬意をおぼえた10月30、31日の旅でした。
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