吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

閑話→数字の裏事情を読もう。

2013年11月16日 | Weblog
データをとる、統計をとる。調査をする。アンケートをする。このような作業の結果は、数字になる。積算された数値や平均値やパーセントになる。レポートになったり、発表される。これらの数字には、その裏事情があらわれない。その数字の”よって、そうなった沿革や事情”が語られていない。

同じ10000円という数字でも、”ちょっと作業したりして、お礼にいただいた10000円”もあれば、”3Kに汗し、やっと稼いだ10000円”もある。(3K: きつい、汚い、危険 )。 20と100の平均 60と 50と70の平均 60も、数字(平均)でみれば、同じになる。数字60の内容や性格は大違いなのに、見た目は同じなのだ。

新聞社の世論調査やアンケート調査の結果も同じ。発表される数字の裏側や沿革を考えて読むことが大事だ。そして、その数字発表者の多くが、自分たちの言いたいことや自分たちを肯定することを目的にして発表しているのだということを考えて読むことが大切なのだ。

難しい国政(国勢)や経済の統計数字も、小学校のクラスで行われる簡単なアンケート結果の数字も、見方は同じ。平均やパーセントの裏側を考えて読むことが大事。数字にならない事情や感情を考えることが、大切な時代になったのだと思う。
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