最近よく聞くSDGs。”持続可能な開発目標”と翻訳されているが、少し”開発”という言葉から離れてみよう。2015年国連サミットで採択された「2030年までの開発の指針アジェンダ」といわれるが、開発という言葉から少々離れて『人類やあらゆる生きものが共有している地球の持続可能性を高める』ように生きようぐらいにしたら、どうでしょうか。
SDGs(Sustainable Development Goals) は、2030年までの達成目標を17分野に区分して、合計169ターゲットを提示しているが、169それぞれに触れるには細かすぎるので、このブログでは17分野項目を、5つぐらいにまとめて紹介したい。
「1」2030年までに、あらゆる貧困を撲滅し、飢餓をゼロにし、すべての人に健康と福祉が 届くようにする。「1、貧困をなくそう」「2、飢餓をゼロに」「3、すべての人に健康と福祉を」をまとめた。
「2」すべての国や人々に「平等と公平」がもたらせられるようにする。これは、目標分野「4、質の高い教育を」「5、ジェンダー平等の実現」「10、人や国の不平等を亡くそう」「16、平和と公平をすべての人に」をまとめてみた。
「3」すべての人が 安全で衛生的な生活が得られるようにする。そのためのミニマム項目を3つ、まとめてみた。すべての人に「6、安全な水とトイレを」「7、エネルギーをみんなに、そしてグリーンに」「11、住み続けられるマチづくりを」が、目標分野項目。
「4」地球環境の豊かさと多様性の保全を、強く推進する。提示された目標分野は「13、気候変動の具体的施策を」「14、海の豊かさを守ろう」「15、陸の豊かさを守ろう」となっている。
「5」すべての人に、働きがいと生きがいが得られるようにする。「8、働きがいも経済成長も」「9、産業と技術革新の基盤をつくろう」「12、つくる責任・つかう責任を」となっている。
これらの行動目標分野(16項目)を、すべての国や人々が「17、パートナーシップで達成しよう」と提示している。補うコメントは省略するが、概ねの5つの分野で関心分野を拾い、SDGs してくれるよう願う。